イベントレポート IFA 2014
“ハイライン”家電から見るハイアールの魅力
(2014/9/16 14:06)
中国の大手家電メーカー、ハイアールのブースでは機能、デザイン性に富んだ「ハイライン」の製品が並んでいた。日本ではエントリーモデルをラインナップしている同メーカーだが、中国や欧州においては、ハイエンドのモデルを多数展開。デザイン、機能ともにレベルが高かった。
同社の冷蔵庫ラインナップは、幅1mの大型タイプが特徴。サイドバイサイドと呼ばれる大きな観音開きのドアが付いたタイプのほか、会場では韓国人のデザイナーが担当したという「デザインモデル」も展示。表面に凹凸がある独特のデザインや、冷蔵庫の前に立つと自動で操作パネルが浮かび上がってくる仕様など、遊び心に溢れたデザインが採用される。
また、機能面も進化している。「ABT(Anti Bacterial Technology)」という庫内の菌などに作用する独自の技術を搭載するほか、用途に応じて、庫内温度を調節できる「My Zone」スペースを冷蔵室内に設置、庫内のLEDは「朝起きて開いた時にまぶしくないように」と、一気に明るくならず、徐々に明るくなる仕組みなど、様々な機能が搭載されている。
ワインのコレクションや歴史が映し出されるディスプレイ付ワインセラー
今回プロトタイプとして展示されていたのが、扉部分にディスプレイが内蔵されたワインセラー。タッチ式ディスプレイに触れると、ワインのコレクションや歴史などが画面に映し出される。
ハイアールでは、ワインセラーにも注力しており、赤ワインと白ワインの2つの温度帯で管理できるほか、庫内のライト管理や振動が伝わりにくい構造を採用した製品をラインナップする。