やじうまミニレビュー

タカラトミー「おかしなまぜまぜ エッセルスーパーカップ」

~お菓子を入れて混ぜるだけ! オリジナルアイスができる
by 池田 園子


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


タカラトミー「おかしなまぜまぜ エッセルスーパーカップ」

 まだまだ残暑が続いていく気配。一向に暑さはおさまらない。うだるような気候の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。あまりの暑さで帰宅するとついアイスに手が伸びてしまうのは、私だけではないはず。買い溜めしているアイスはエッセルスーパーカップ。たっぷり入っているだけではなく、安定したおいしさを保っていて、かつ比較的お手頃な価格で手に入るからだ。

 しかし正直なところ飽きてきた。どんなにおいしくても、同じアイスを食べ続けていると、飽きがくるのも時間の問題ではある。それでも「スーパーカップは好きだしなぁ」と思っていた頃、ネットショッピング中に発見したのが「おかしなまぜまぜ エッセルスーパーカップ(以下、おかしなまぜまぜ)」だった。

 おかしなまぜまぜは、タカラトミーとエッセルスーパーカップとのコラボ製品で、好きなお菓子をセットして挽いて混ぜるだけでオリジナルアイスが出来上がるという。まさにスーパーカップ愛好家の私にぴったりではないか! そう思ってAmazon.co.jpで購入した。


メーカータカラトミーアーツ
製品名おかしなまぜまぜ エッセルスーパーカップ
希望小売価格1,260円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格812円

 カラーはバニラブルーとストロベリーピンクの2色あるが、より夏っぽくて涼しげな前者をセレクト。届いたときには既に組み立てられた状態だが、使用前にこれらを分解し洗剤で洗う。素材はポリプロピレンで、決して丈夫だとはいえない。火の近くで使うのも厳禁だ。

パッケージからそのまま取り出してみた裏返すと鍬のようなエンドミルが登場
グリップ部分は時計周りに回転させようおかしなまぜまぜ本体を分解して洗おう

 さてどんなお菓子を入れようか。付属の説明書をチェックすると、「クッキー」「ビスケット」「チョコレート」「せんべい」などを推奨している。特に「きのこの山」「たけのこの里」「コパン」などがオススメのようだ。逆に挽けないものは「ラムネ」「マシュマロ」「キャンディ」「キャラメル」など。固すぎるもの、柔らかすぎるものは不適切なようだ。

 今回は「たけのこの里」と「オレオビッツサンド」で試してみることにした。まずスーパーカップの蓋とフィルムを外し、おかしなまぜまぜ本体をカチッとセットする。

材料はスーパーカップと好きなお菓子だけ本体をスーパーカップに取り付ける

 次に、本体上部の「菓子挽き部」へたけのこの里を1cmほどの高さまで入れよう。お菓子が大きい場合は砕いてから入れる。そうしないと挽くに挽けなくなってしまう。

 お菓子を入れ終えたらクラッシャー(お菓子を挽く部分)をセットする。本体中央の穴にカチッとはめ込むだけだ。グリップを押しながら、クラッシャーの印字に従って時計周りに回転させると、お菓子が砕かれていく。

菓子挽き部へお菓子を入れよう本体へグリップとクラッシャーを取り付けるグリップを掴んで時計周りに回しお菓子を挽く

 お菓子を挽いたあとは、いよいよアイスとお菓子を混ぜ合わせる工程へと進む。まずはスーパーカップから本体を一旦外そう。このときまだ本体の菓子挽き部の裏側に、お菓子がくっついていることがある。そうなると当然お菓子がこぼれ落ちてしまうので注意したい。あらかじめ大きめな皿などを用意し、その上で作業を行なうか、外した本体を一度その上に置くかのどちらかが望ましい。

半分くらい挽けた状態本体を外すと挽いたお菓子がアイスの上に載っている

 ここで本体下部からスクラッパー(鍬のような形状でお菓子とアイスを混ぜ合わせるパーツ)をセットする。正しくセットできていれば、クラッシャーのハンドルを回したときにエンドミル(スクラッパー端に付いた鍬の部分)も一緒に回る。こちらの本体を再度スーパーカップにセットしよう。

本体へスクラッパーをセットしようアイスとお菓子を混ぜ合わせる作業をスタート

 ここから挽いたお菓子とアイスを混ぜていくわけだが、室温で溶けかかったアイスと増えたお菓子のかさで、混ぜている最中にアイスがこぼれてしまう。そこで目についたのが、最初に外しておいたスーパーカップの蓋が目に入った。こちらの蓋をスーパーカップの下に敷き、お菓子と混ぜる作業を始めれば、少々アイスがこぼれても問題ない。こぼれた液体はすべて蓋の中へ収まるので、テーブルの上がベタベタすることもなくなる。

 エンドミルがスーパーカップの底へ到達すると、混ぜ合わせ終了を告げる合図となる。グリップを反時計周りにゆっくりと回転させ、アイスからエンドミル部分を引き抜こう。最後に本体をスーパーカップから外せば出来上がりだ。エンドミルや本体に付着したアイスやお菓子は、付属のスプーンなどできれいに取る。たけのこの里とスーパーカップとの相性は抜群だった。チョコだけではなくビスケット部分のサクサク感がアイスとなじみやすい。

小さな窓の色が変われば挽くのも混ぜるのも完了だたけのこの里バージョン完成

 オレオでも同じようにやってみた。菓子挽き部には6個入った。固すぎないので挽きやすく、すぐに粉々になった。混ぜ合わせると「スーパーカップ クッキーバニラ」にそっくりなアイスが完成した。

オレオビッツサンドでも挑戦6個がちょうどいい個数だった
あのオレオがこんなに粉々に!完成したのは「スーパーカップ クッキーバニラ」のようなアイス

 今回は「たけのこの里」と「オレオ」で試したが、このほかさまざまなお菓子で「こんなアイス、今までなかった! 」というものを作ってみたくなる。人を呼んだときに使って、デザートを出しても盛り上がりそうだ。アイス好きにはぜひオススメしたい。





2012年 8月 21日   00:00