心遣いが感じられる大人向け“ぽち袋”

「静岡ぽち」。3個セットで、富士山、金目鯛、桜海老の絵柄がセットになっている

　ちょっとしたお金のやりとりをする時におすすめしたいのが、今回紹介する「静岡ぽち」だ。例えば、前日の飲み会で先輩に3,000円借りたときや、友人にコンサートのチケットをまとめて買ってもらって、後からお金を払う時。財布からお金をそのまま出して渡すのも無粋だし、かといってお年玉をいれるようなぽち袋を使うのもちょっと違う。

　そこで、静岡ぽちの出番だ。3個セットで、富士山、金目鯛、桜海老の絵柄がセットになっている。紙製ながら立体的で、かなり凝った造り。富士山はちゃんと山頂が高くなっているし、金目鯛はウロコが立体的。フタを開けたらそこにスペースがあって、そこにお金を入れる。

富士山

桜海老

金目鯛

富士山を正面から見たところ

裏側

　一般的なぽち袋では、お札を3つ折りにしていれることが多いが、静岡ポチでは3つ折りにしてさらに半分に折りたたまないと入らない。全て紙製なので、ちょっとしたメッセージを書き込むことも可能だ。

　フタはかなり密着した造りで、上から紐をかけるので、中に入れた硬貨やお札が外に出てしまうということはないだろう。

フタを開けたところ。千円札と比べるとかなり小さい

3つ折りにして、さらに折りたたんで入れる。ボールペンなどでちょっとしたメッセージを書き込むことも可能

　ちょっとしたお金のやりとりや、相手に感謝したい時にぴったりなデザイン。想像していたよりもずっと凝った造りで、年配の人にも喜ばれそうなデザインだ。というより、子供にあげるのはもったいない、これを渡すのはモノの良さがわかる大人でないと……!

　個人的に気になったのは、お札を小さくたたまなければいけないということ。少し抵抗を感じた。ラインナップとして、3つ折り、あるいは2つ折りでも入るサイズがあると嬉しい。

　ぽち袋としては高額な製品だが、それ以上の満足感が得られる。感謝の気持ちや心遣いを伝えたい時にぴったりなアイテムだ。