さまざまな生活シーンに寄り添う香りのタブレット

小さく分割して、自分サイズで使いやすく!

リトゥ「フレグランスタブレット」

　人間の五感の中で、もっとも記憶と結びついているのが嗅覚とも言われています。つまり、それだけ「香り」は印象に残る、ということですね。

　その「香り」を日常的に携帯する……それも、さり気なくおしゃれに。それが、リトゥの「フレグランスタブレット」です。

　タブレットというネーミングが表すように、それはとても小さくて、ちょっと見にはガムかな? と思うような形状。でもよく見れば、厚いシート状の紙に香りが閉じ込めてあります。

　しかも1シートは8つに分割できるので、カットの仕方で香りの強さが調節可能。小さく分けてほんのりと、2つ3つと合わせてもう少し香らせる……。使い方次第で香りを携帯したり、まとわせたりできる「紙香」なのです。

　いくつかある香りの中から今回は、透明感のある石けんの爽やかな香り「BARNEY」と、シャンパンとベルガモットをブレンドした果実の香り「EVELYN」の2種類を購入しました。

真空パックで包まれたシート状の紙香

香りは数種類あり。石けんの香りが爽やかな「BARNEY」(左)と、果実のような香りの「EVELYN」(右)

シート状の厚紙に香りを閉じ込めたアイテム。開封すると同時に、香りがふわり。ミシン目が入っていて８つに分割できます

手で簡単に折れるので、2～3回上下すればカットできます。分割された8分の1ピースは25㎜四方

このように、使い方に応じて好きなサイズに分割します。同時に、サイズにより香りの強さも調節できるというわけです

薄さは1mmほど。これなら使う場所を選ばず便利ですね

　クローゼットに入れたり、タオルや寝具と一緒に置いたりするのはもちろんのこと、上着のポケットやバッグ、リビングの片隅、車の中など、使うシーンは多岐にわたります。

　また、分割した1ピースは25㎜四方とミニサイズなうえに薄さも1㎜程度。財布やパスケース、名刺入れなど、今まであまり香りと結びつかなかった小さなスペースとの相性も抜群です。

たんすの引き出しに入れておけば、服にほんのり香りが移ります。その“ほどよさ”が絶妙

バッグの後ろポケットにちょこっと入れて。しまっておく間もそのままにすれば、使うときに香りも一緒に連れていける!

小さくて薄いから、名刺入れに忍ばせてみては? やりすぎはNGだけど、ほのかに香る程度なら印象アップ

決して too muchではない自然な香りがうれしい

　最近は、香り関係の商品がたくさん出回っていますが、中には、「ちょっとこの香りはいまひとつ……」と思うものも少なくありません。安っぽい香りを強く感じると、かえって不快感を招くこともありますよね。

　その点、このフレグランスタブレットの香りは、ナチュラルでなにげない印象。それもそのはず、このリトゥは、最新のスキンケア医学と天然オイルのブレンド技術によって生まれた、TOKYO発のブランドなのです。ブランド名のリトゥ(retaW)の由来も、英語のWaterの逆読みとか。潤いやリラックス感を大切にしていることがうかがえます。

　香りは数種類あり、気分やTPOで選べます。押しつけがましくないのに個性が感じられるフレグランスがラインナップ。小さく軽く見た目もしゃれているから、ちょっとしたギフトなどにも喜ばれそう。

ゲスト用のタオルにさらりと添えても。香りの強い柔軟剤より自然な感じがうれしい。タオルごとに香りも変えられます

カードケースにもカードと一緒に。硬質なイメージのケースが少しソフトな空気に包まれるよう

日常生活の中で、財布を使う頻度はかなりのもの。そのたびに淡く香ったら、気分もいいはず。こんなところからいい香り? という意外性も新鮮

　透明な真空パックでパッケージされているため、品物はしっかり見えても開封するまではまったく香りません。が、ひとたびオープンすれば、ふわりと芳香が広がり鼻をくすぐります。一度開けてしまうと真空状態には戻らないので、分割した後の未使用分は、ファスナー袋などの密閉できる入れ物で保管したほうがいいでしょう。

　さり気なく感じる香りと共に、記憶のひとコマにも残る……。25㎜四方の小さな世界が、あなたの存在感を無限に広げてくれそうな、ちょっと粋なフレグランスグッズです。

さぁ、旅の支度だ！なんてときは、最後に荷物と一緒にポンと！スーツケースを開けると漂う芳香で、現地での気持ちもさらにウキウキしそう

一度開封したら、せっかくの香りがとんでしまわないように密閉できる袋で保管。しっかり香りを守って次の出番を待ちましょう