やじうまミニレビュー
ワンプッシュで洗剤が出てくる! いつでもパッと使えるキッチンブラシ
by 田中 真紀子(2015/4/22 07:00)
今回購入したのは、洗剤用ディスペンサー付きの「デルデルキッチンブラシ」。本体に液体洗剤を入れておき、使うときだけ洗剤を少しずつ出して使えるというアイデア商品だ。
メーカー名 | マーナ |
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製品名 | デルデルキッチンブラシ |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 540円 |
準備としては、上のフタを開け、食器用洗剤を注いでおくだけ。そのままでは洗剤は出てこないが、フタについているゴムの「PRESS」ボタンを押すと、洗剤が少しずつ出てくる。必要な量を出してからブラシで洗うことができる。
鍋や茶わん、ザルも洗いやすい!
まずは白い小皿を洗ってみた。少し濡らした皿にワンプッシュして洗剤を出し、ブラシでくるくるこすると洗剤が泡立ち、すっきり洗うことができる。
ご飯粒がこびりついた茶わんも、張りのあるブラシがご飯粒をすっきりこそげ落としてくれた。
次に、大きめのピッチャーを洗ってみた。わが家ではミキサーで作ったフルーツジュースを入れることが多いが、アクのような汚れが隅に溜まりやすいのが悩み。しかし、これを使ってみたところ、隅までしっかりブラシが届き、こびりついた汚れを落としてくれた。ほかにも、編み目に食材がはまりやすいザルやシンク洗いにも適している。
一方で、大皿など面積のある食器を洗うには、スポンジに比べると効率が悪いように感じた。またテフロン加工された鍋や、漆器などデリケートな素材にも使わないほうがいいそうだ。
このブラシのいいところは、ボトルに洗剤を入れっぱなしにしておくことができる点だ。スポンジの場合、洗剤を使った後は雑菌が繁殖しないようしっかり洗って乾燥させておかないといけない。
そのため次に使うときに、また洗剤をつけないといけないのがもったいなかった。これなら、ブラシ部分を洗っておいても、また使うときにワンプッシュすれば洗剤が出てくるので面倒もない。特に洗い物が少量のときに利便性を感じた。
もうひとつのメリットは、洗剤と水が染み込んだスポンジを触り続けなくていい点だ。スポンジで食器を洗う際、スポンジを手のひら全体でつかまないといけないため、手肌への刺激が気になるが、これなら洗剤と水に触れる時間も最低限で済む。価格がリーズナブルなうえ、キッチンに置いておくとアクセントにもなるカラーで、常備しておきたいアイテムだ。
ちなみに調べたところ、このブラシを「ワイシャツの襟や袖、靴下の予洗いに使っている」という声が非常に多かった。筆者は、同社の洗濯用ブラシ「洗剤が入るえりそで洗いブラシ」を愛用しているため、どう違うのか比べてみたところ、見た目はほぼ同じだが、洗濯用のほうがブラシがしなやかで柔らかかった。生地への負担などが考えられていると思われるが、汚れの度合いや生地の性質によって使い分けてもいいかもしれない。