やじうまミニレビュー
レンジでチンして手軽に使えるハーブボール
by 西村 夢音(2015/4/21 07:00)
肩コリと腰痛がひどく、常に体のどこかに不調を感じる。いつもはマッサージ機を使用したり湯船にゆっくり入ったりするが、最近はパターン化してしまってちょっと飽き気味に。
新たな癒しアイテムを探していたところで出会ったのが、温めながらマッサージでき、さらにはハーブの香りに癒されるという「ハーブボール」だ。
メーカー名 | 紀陽除虫菊 |
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製品名 | ハーブボール Lサイズ 150g |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,598円 |
ハーブボールは、ショウガやユーカリ、レモングラスなど12種類のハーブをコットンに包んでボール状にしたもの。蒸して温めてから使用するので、肌に押し当てることで体が温まり、ハーブの香りを楽しみながらリラックスできる。
タイ古式マッサージで使われることの多いアイテムで、このハーブボールは電子レンジで温められるので自宅で気軽に使うことができる。
サイズは、細かい場所にピンポイントで当てられるSサイズと、肩や背中など広い範囲に適したLサイズの2種類を用意。さまざまな部位に、広く使いたかったのでLサイズを使用した。
さっそく使ってみよう。ハーブボールを水に10分間浸し、ラップに包み電子レンジ(600W)で1~1分半温めたら完了だ。温まったハーブボールは、下部にエキスがしみ出ていて色が変わっていた。香りもさらに高まり、嗅いでいるだけでもリラックスできる。
ラップをはがし、ボール部分を触ってみると結構熱め。足や首に当てるとちょうど良かったが、熱さが苦手な人はタオルなどでくるんだほうが良い。ハーブがぎっしり詰まっているので、ボール部分はかなり固い。首や肩に当てやすく、親指の付け根にもグリグリ押し当てるとかなり気持ち良かった。
ハーブの香りは好みが分かれるかもしれないが、アジアン料理が好きな人なら問題ない。筆者は最初に嗅いだとき、トムヤムクンスープの香りがする! と思ったからだ。体中さまざまな部位に当てていると、ハーブの香りが漂ってきて癒される。
お風呂で使えばずっと温かい! 入浴剤代わりにも
ひとつ難点だったのは、電子レンジを使うと温かさが持続しないことだ。最初は温かいのだがすぐに冷めてきて、そのつど電子レンジで温めるのは面倒。製品ページを見てみると、入浴中の使用もオススメと書いてあったので試してみた。
お風呂で使う際は、まずハーブボールを湯船に10分浸した。その間にシャンプーなどを済ませてしまえば時間を持て余さない。温まったハーブボールは気持ちよく、香りも高まるので入浴剤代わりになる。ボールが冷めても、さっと湯船に浸せば温かくなるので手間に感じることはなかった。
ハーブボールの使用できる回数は、5~6回程度。一度使用したら、冷ましてから密閉容器に入れて冷蔵庫に入れる。ひと晩冷やすと乾いていて、もう一度蒸して温めたときにもしっかり香りは広がった。
また、乾いた状態で部屋に置いてみると、部屋中にハーブの香りが充満して心地良い。アロマディフューザーのように水を入れたりする手間もないので使いやすく、夜はぐっすり眠ることができた。
ハーブボールの良さはなんといってもその香りだ。仕事で疲れて帰ってきても、ハーブボールを嗅いでいると気持ちが落ち着いてくる。
体を温めてマッサージでき、さらには香りによるリラックス効果もある。最近癒しが足りないな……と感じる人にぜひオススメしたい。