やじうまミニレビュー

+αのアレンジで自由に使えるブックエンド

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

整理できるのは、本だけじゃありません

アーネスト アレンジブックエンド「サスペンス」

 ひとつのグッズに複数の機能を持たせるのは、日本のお家芸ともいえる領域。今回ご紹介するのもそんな一品、アーネストのアレンジブックエンド「サスペンス」です。

 アレンジブックエンド、の名のとおり、基本はブックエンドなのですが、ちょっとしたものを収納したり、インテリア雑貨っぽくデコレートしたりと、自分なりにアレンジできる点が特徴です。

メーカー名アーネスト
製品名アレンジブックエンド サスペンス グリーン
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,917円

 ブックエンドなので、2つで1セットですが、単体でも使えます。一見してわかる個性的な姿。たくさんの円柱がにょきにょきと並んでいます。

 材質はポリエチレンでソフトな印象だけれど、しなったり曲がったりはしない程度の、結構しっかりした硬さ。この円柱の間にペン類を挿したり、メモや書類をはさんだりできるというわけです。

 ブックエンドとして本を立てながら、その左右を同時に小物収納として使うもよし、あるいは、本をはさまずに単体で使うもよし、と、場所と目的によっていろいろな使い方が考えられます。

本体と底板が各2つで1セット
本体はポリエチレン、底板はスチール製です
ブックエンドとして使うときは、本体底の切れ込みに底板をはめます
単体のサイズは110×120×130mm(幅×奥行き×高さ)、底板を含む重さは本体1つが約210g
上から見ると、8本の円柱が3列に、計24本並んでいます。この円柱と円柱の間のスペースに、ものを収納できるのです
横から見ると、切れ込みの深さが違っているのがわかります。円柱間の隙間は、下のほうが細く、上に従ってやや広がる感じ

 少しの間、手元に置いておきたい資料や本って、たしかにありますよね? それらをブックエンドでまとめながら、関連したこまごましたもの――例えば、名刺とかメモとか――を本体にサクッと挿しておく……というのは、意外に便利。細い隙間に挿しこんでおくため、ものが中でごちゃごちゃすることなく、ひとつひとつがすっきり収まります。

 ペンなどは、1本ずつ離れて立つので出し入れがしやすいです。はさみのように先がとがったものや、USBメモリーなども、ソフトな素材なので安心して収納できます。

 ただし、円柱はほとんどしならないため、太いペンや大きなものなどを無理して入れることはできません。あくまでも、あいているスペース内に収まるものに限られます。

ブックエンドとして使いながら、ペンやはさみを立ててみます。必要な時にすぐに目につくので結構便利
単体で小物収納としてだけでも使えます。先端が鋭いものでも気軽に挿せるのがよいところ!
行方不明になりがちな、ハガキや名刺、ショップカードなどをとりあえず目につくところに。タテヨコ自由に出し入れOK

 本に限らず、CDやDVDをはさんでももちろんOK。付属の底板をセットして使えば、左右からしっかりはさんで立ててくれます。

 アレンジしだいで使い方が広がるブックエンド。カラフルな色も印象的だし、ちょっとしたテーマのあるコーナーづくりに使っても楽しそうですね。

ブックエンドは、本に限らず、CDなども立てられます。CDは本体と高さがほぼ一緒なので、ぴっちりそろった印象に
「そろそろ出さなくちゃ」と思いつつ先延ばしになっているレター。封筒と切手、シールなどをまとめておけば、イヤでも目についてはかどるかも?
外出時に忘れがちなものをとりあえず、なんて時も。眼鏡とスカーフピンを置いてみました
例えば次に計画している旅関係もの。書籍類は観光ガイドに地図などを。サイドには、メトロのチケットや、国際免許証、付箋など、思いついた時に挿しておけばあとで慌てません

座間 佳子