やじうまミニレビュー
スティックのりのようなテープのり「ドットライナー スティック」
by 小林 樹(2014/4/14 07:00)
コクヨの「キャンパス ドットライナースティック」は、スリムなスティック型のテープのりだ。一見、「スティックのり」のようだが、あくまでも中身はテープのりである。
ドットライナーとは、紙の上を滑らせるだけで、簡単にきれいに糊付けできるテープのりシリーズだ。ラインナップは豊富で、ノック式でテープ部を出すものからスタンプ型まで用意されている。
メーカー | コクヨ |
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製品名 | キャンパス ドットライナースティック |
希望小売価格 | 180円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 194円 |
ドットライナースティックの本体サイズは23×86mm(直径×長さ)で、手元にあったスティックのりとほぼ一緒。スリムで持ちやすく、ペンケースに入れて持ち運ぶにも便利だ。
カラーはピンク、ブルー、グリーンがあり、今回はピンクを使用した。
さっそく使ってみよう。キャップを外すとテープのり部分が顔を出す。ドットライナーシリーズの秘密は、このテープ表面に付いている半透明の小さな粒、ドット状の粘着のりにある。この粘着のりは、紙の上で本体を滑らせると、紙に付着する。キレがよく、ピタッとくっつくので、きれいに貼ることができる。
ドットライナースティックは、レシートやメモ、プリント類の貼り付けに適している。スティックのりのようにのり付けした部分が凸凹することがなく、きれいに剥がせる。私の場合は、経費のレシートを貼る際や、ショップカードをスクラップする際に活用している。なお粘着力はそこまで強くないので、封筒の口止めには不向きだ。
実はドットライナースティックは、ヘッドが360度回転する。これは従来のドットライナーシリーズにはない特徴だ。縁に丸みを帯びた紙も、ゆるやかなカーブに沿ってきれいに貼れるのが嬉しい。回転するといっても、先端がブレることはないので、安心して欲しい。
これまでノック式の「ドットライナーノック」を愛用してきたが、今回使ったドットライナースティックのほうが一回りコンパクトで、持ち歩きやすい点が気に入った。これからは、デスクではドットライナーノック、携帯用にドットライナースティックと、使い分けていきたいと考えている。
コンパクトなテープのりをお探しの方、テープのりを持ち歩く機会の多い方は、一度試してみてはいかがだろうか。