やじうまミニレビュー
手持ちの手袋をスマホ対応手袋に変える「スマホッチ」
by 中野 信二(2013/12/26 07:00)
何を隠そう、自分はスマホ対応手袋に煮え湯を飲まされた経験がある。これまで、いくつかのスマホ対応手袋を使ってきたが、思い通りに操作できた手袋は、運悪く1つもなかった。というわけで今回は、普段使っている手袋に液体をたらすだけでスマホが操作できるようになるアイテム「スマホッチ」を紹介したい。
メーカー | ランドポート |
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製品名 | スマホッチ |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 954円 |
スマホッチは、手持ちの手袋をスマホ対応手袋にするアイテム。スマホを操作する指先に3~5滴たらして乾かすだけで、手袋をしたままスマホが操作できるようになる。
ただし素材が限定されており、綿、アクリル、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、レーヨンを素材とした手袋のみ、効果が確認されている。ゴムやレザーの手袋には使えない。メーカーによると、使用状況や手袋の素材によるが、効果は数カ月持続するとしている。容量は18mlで、約120回使えるという。
素材によって反応に差はあるがすべての手袋がスマホ対応になった!
効果を試したのは、それぞれ綿100%、アクリル/ポリエステル/ポリウレタンの混合、ポリエステル100%の3種類の手袋だ。
パッケージには3~5滴たらし乾かすと記載されているので、手袋の指先に5滴ずつたらし、しっかり乾かしてから試してみた。なお、乾ききっていない状態でも効果は実感できるが、スマホの液晶がベタベタになるので注意して欲しい。
結果は、すべての手袋でスマホを操作することができた。特に反応が良かったのは、綿100%の手袋。指で操作するのと同じくらい、フリック入力やピンチイン/アウトといった操作がスムーズにできた。
一方、混合手袋とポリエステル100%の手袋は、触った瞬間に思った通りのリアクションがなくて思わずグッと力を入れることがあった。毎回ではないが、操作に対する反応が鈍いと感じることがあった。
寒い季節に手袋が欠かせない人にオススメ
手袋の素材によっては、直接指で操作するよりゆっくりタップする必要があったり、効果の持続期間が短かったりするかもしれないが、効果があり手袋をしたままスマホを操作できることに違いはない。
通勤・通学の時間や友人・知人との待ち合わせの時間を、スマートフォンやタブレットでのニュース閲覧やゲームプレイに費やしていて、冬になると手袋が欠かせない人、自分と同じようにスマホ手袋に煮え湯を飲まされた人にオススメだ。