やじうまミニレビュー

鹿田産業「ラタン 帽子スタンド」

~型くずれを防ぐだけでなく、コーディネートにも使える!

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

型くずれ防止には、やはりこの形

鹿田産業「ラタン 帽子スタンド」

 夏の暑さも峠を越えたとはいえ、強い日差しはまだまだ続いています。日差しを避けるためにも、まぶしさから目を守るためにも、帽子の出番が多くなるというもの。でも、この「帽子」の収納が、いつも悩みのタネでした。みなさんはどうしていますか?

 つい、適当に折りたたんでタンスの隙間に入れておく……といった状態の私ですが、そうなると、いざかぶろう、というときに、やや型くずれをおこしていることが数えきれないほどありました。かぶった後も、そのへんにしばらく放置してから、また適当にたたんでとりあえずしまう、の繰り返し。でも、考えてみれば、頭にかぶった状態がもっとも理想的な形なのですから、それに近い環境で収納しておくのがベストだと気づいたのです。…となると、帽子スタンドがいいのでは? と、早速探してみました。

メーカー名鹿田産業
製品名ラタン 帽子スタンド
希望小売価格オープンプライス
購入場所Amazon.co.jp
購入価格3,990円

 帽子スタンドにもいろいろな種類がありますが、大きくは、素材が籐のタイプと、アイアンのタイプに分かれるようです。今回は、ナチュラルな風合いがやさしく、見た目も涼しそうな、籐(ラタン)のほうをセレクト。そして、フック付きのタイプを選びました。

本体は、自然素材の籐100%でできています。高さ39cm、頭部の幅17cm、底部の幅25cm、重さは570gほど。頭の形をした下のほうに(耳くらいの位置)、同じく籐でできたフックが3つ付いています
頭頂部。1つずつ手作りで編まれているので、少しゆがんでいたりもしますが、それも温かみにつながっています
左右と正面の3カ所に、フックが付いています。首の長さは13cmほどで、結構長い。でもこの「フックとネック」が、なかなか多才な活躍を見せます
ひっくり返した底の部分。ここには天然木の底板が貼られています。つまり、すべて、自然素材でできているのです

 さて、初めて手にした帽子スタンド。自然素材なうえに、1つ1つが手作りなので、多少のゆがみや立ち毛がありますが、それもまたハンドメイドの味のうち、それほど気にはなりません。見た目がソフトなため、玄関でもリビングでも、どこに置いても必要以上に存在感を主張しないこともうれしい。しゃれた帽子を被せれば、そのままインテリアにもなりそうです。

 そして頭は意外に汗っかき。外出から戻ったら、しばし帽子は乾かしたい。頭の形に立体的に編まれた籐で通気性も良いこのスタンドは、その点も優秀。さらに、フック付きのこのタイプなら、ルームキーやメガネなど、ちょっとしたものをかけておくのにも便利です。

 もちろん、帽子をいくつか重ねてかぶせることもできますから、夏には夏の帽子、寒くなってきたら、冬の帽子にチェンジする、など、シーズンごとにこのスタンドで管理するのもいいですね。

帽子をかぶせてみると、こんな感じ。頭部の直径は17cm、周囲は55cmほどなので、無理なく入ります。帽子だけでなく、ウイッグの収納用としても使えますよ
いくつか帽子を重ねてもOK。このように、そのシーズンにかぶる帽子をすべて出しておくと、選びやすそうですね

あれ?これ? どっちがいいかな?コーディネート時にも強い味方に!

 帽子の収納はもちろんですが、このスタンド、もっと楽しい使い方もあります。それは、「コーディネートを試す」こと。もちろん、首から上だけですから、全身からみればごく一部ではありますが、この部分だけでも、身につけるアイテムは結構あるものなのです。
帽子そのもののかぶり方をいろいろチェックしたいときや、帽子にワンポイントをプラスしてみたいときにも大活躍。スタンドにかぶせた状態ならとても安定しているので、あれこれ試しやすいこと、このうえない。

帽子をかぶせて収納するために使うのはもちろんですが、もっといろいろトライしてみましょう。まず、夏に出番の多い茶の帽子をかぶせてみます
帽子にスカーフを巻いて、ちょっとイメージチェンジを試みます。自分がかぶっている状態のままではスカーフを巻くのは難しいし、ただ置いた状態でも、帽子がぐずぐずしてやりにくいはず。でも、スタンドにかぶせたなら、何度でも簡単に試せます。結び方のレッスンにもなっちゃう!
今度は、帽子にコサージュをつけてみました。斜め前? 真横? つける位置を定めるのにも参考になります

 さらにここで、“フック”が大活躍。フックが耳の位置にあるので、帽子とイヤリングなどのコーディネートを考える際にとても便利。さらにさらに、長い“ネック”を使って、首周りのおしゃれも試すことができます。ネックレスやスカーフとのコーディネート、スカーフの結び方あれこれ…。なんだかブティックの店員になってディスプレイを考えているような気分になってきました!

「どっちがいいかなぁ」…帽子とイヤリングのコーディネイトチェック。耳の位置にフックがあるから、こんなこともできるのです。頭と耳は近いので、思ったよりも組み合わせが難しい。やりすぎに注意しつつ、おしゃれに決めたい、そんなとき参考にできるのもいいですね
今度は、首の部分まで使って、帽子+イヤリング+ネックレスのコーディネート。帽子はごく普通にかぶせた状態。ふぅむ、これはこれでいけそう、なんて
帽子のかぶり方そのもののシミュレーションもやってみます。つばの前部分だけをちょっと上げると…。顔が見えるからか、少し明るい印象になるみたい
全体につばをピンとさせて、深めにかぶせてみます。きりっとした感じに変わりました。
つばの部分をくるりと巻き上げてタイトな印象に。こうして見ると、同じ帽子、同じアクセサリーなのに、4パターンそれぞれ、結構印象が違うものですね。
首の部分を利用して、帽子とスカーフのコーディネートを見てみます。この帽子には、どっちの色が似合うだろう? やや華やか?ソフトなほう?そんなときも、帽子やスカーフの色を邪魔しないのは、ナチュラルな籐のスタンドだからこそ
インテリアとしても置いておける帽子スタンド。収納や、かぶった後の帽子の型くずれ防止として使うのはもちろん、次の外出時のスタイルをコーディネートして飾っておけば、ながめるだけで気分もアップ!? 楽しい使い方を見つけて、もっと帽子と仲良くなりたいものです

 顔周りの印象はなるべくよくしたい…と思いつつ、帽子をかぶったときの他の小物とのバランスは、結構難しいもの。自分であれこれ試すと、ヘアスタイルが乱れたり、アクセサリーを取ったり付けたりが面倒ですが、このスタンドでシミュレーションしてみれば、だいたいの雰囲気がつかめます。そんなときも、人の顔色に近い籐でできているこのスタンドは、小物の印象を引き立てて利用価値大、です。

 「帽子」という、立体での収納が望ましいアイテムにぴったりのスタンド。型くずれ防止、通気性、といった実用的なことはもちろん、インテリアとしての見た目もなかなかで、コーディネートのマネキンにもなってくれる楽しみもあります。つまり、かぶる前も、かぶった後も、そしてかぶっていないときにも活躍する、というわけです!

 これまで、帽子って、慣れないと難しいし、あまり増えると収拾がつかなくなっちゃう……と思い、買うのは控え気味だった気がします。これからは、コーディネートや収納の難しさを気にせずに、気に入った帽子をどんどん手に入れたいと思います!

座間 佳子