やじうまミニレビュー

サンワサプライ 「あったかクッション USB-TOY60」

~USBに繋ぐだけ! 手軽な電熱クッション
by 小林 樹


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


サンワサプライ 「あったかクッション USB-TOY60シリーズ」

 昨年末の寒波が列島を襲って以来、全国各地で厳しい寒さが続いている。私自身、外出中はできるだけ服を着こんで、気合を入れて寒さをしのぐ日々を送っているが、そのせいなのか、オフィスに着いてコートを脱いだあとのほうが、むしろスースーと肌寒く感じてしまう。

 これ以上着こんで着膨れするのも嫌だなぁ…と思っていたところ、オフィスで手軽に暖をとれるクッションが発売されていたので、さっそく試してみることにした。

 


メーカーサンワサプライ
製品名あったかクッション USB-TOY60
希望小売価格2,499円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,212円

 「あったかクッション USB-TOY60」(以下、あったかクッション)は、USBに接続するだけで、内部の電熱シートが発熱し、暖がとれるクッションだ。ピンクとブラウンの2色があり、私は今回ピンクを選んだ。

 サイズは、280×200×90mm(幅×奥行き×高さ)で、ほぼA4サイズのノートと同じくらい。想像していたよりも小さめだが、ふっくらとした厚みが合って、デスクまわりに置いてあっても邪魔にならない大きさだ。重さは約210g。膝の上に置いていても、邪魔にならない。

パッケージ表パッケージの裏には特徴が記載されている厚みのある四角形をしている
起毛素材のクッションカバー内部の電熱シートは外すことができる
断熱シートは表と裏に1枚ずつコードの長さは150cmと長めで使いやすい

 届いた実物を触ってみると、すべすべしていて気持ちいい! ポリエステルとカーボンファイバーの起毛素材で、とにかく手触りが良い。

 さっそくUSBポートに接続すると、ものの30秒ほどで、クッションが熱を帯びてきた。1分ほどすると温度が安定して、人肌程度のぬくもりが感じられるようになった。クッションの表面温度は最高でも32℃~37℃になるように設定されているとのことで、長時間USBポートに差し込んでいても安心だ。

 このあったかクッション、色々な使い方ができる。イスと背中の間に挟んでおけば後ろの腰が暖められるし、膝の上に乗せておけば、太ももとお腹がほんのりと暖まってくる。膝の間に挟んでも、結構足が暖かく感じられる。

背中とイスの間に挟んでおくと腰が楽だ膝の上に置けばお腹も暖められる足の間に挟んでいると足が暖まる
リストレストとしても使えるというが、私にはやや高さが使いづらかった疲れ目に当てると、目の周りの血行がよくなった感じがして気持ちいい突っ伏した時の枕にもなる

 また、机に置いて突っ伏していると、ポカポカとした暖かさが疲れ目に効く。目の周りの血流がよくなる感じがして、すっきりする。疲れがたまったときの仮眠にも使えそうだ。

 ちなみに、パッケージには、リストレストとしての使用法も記載されていたが、私にはややクッションの高さがありすぎて、使いにくく感じられた。

 電池交換などの必要もないし、汚れたらカバーを外して手洗いができるから、使いやすい。冬以外でも、ケーブルをカバーに収納すれば普通のクッションとして使えるし、夏の暑い時期には、冷房で冷えたお腹や腰をを暖めるのにもちょうど良さそうだ。冷え性の人には一年を通して使えるアイテムになると思う。

USBケーブルは外せるカバーに収納すれば普通のクッションとして使える

 USBポートは、職場のデスクにおける貴重な電力の供給源である。余っているUSBポートをフル活用し、あったかクッションに埋もれて、冷えと寒さを乗り切っていきたいものだ。




2011年 1月 14日   00:00