記事検索
バックナンバー

家電製品ミニレビュー

アテックス「ルルド マッサージクッション」

〜温めながらマッサージできる本格クッションマッサージャー
by 清水 理史

クッションタイプのマッサージャー

アテックスの「ルルド マッサージクッション(AX-HL148)」。見た目はクッションのもみマッサージ器

 マッサージ器が欲しいものの、価格、置き場所、デザインなど、いろいろ考えると、どうも決断できない……

 そんな人に、ぜひおすすめしたいのが、今回取り上げたアテックスの「ルルド マッサージクッション(AX-HL148)」という製品だ。一見、ただのクッションのように見えるが、その実体はなかなかの実力を備えたマッサージ器となっている。

 最近ではインテリアとしても十分に通用するデザイン性の高いマッサージソファなども発売されており、「健康器具」というイメージがあまりない製品の人気が高いが、このルルド マッサージクッションもそんな製品の1つとなっている。

 価格もヨドバシ.comで7800円と、もみタイプのマッサージ器としてはなかなかリーズナブルな製品だ。


メーカー アテックス
製品名 ルルド マッサージクッション
希望小売価格 14,800円
購入場所 ヨドバシ.com
購入価格 7,800円


普段はクッションとして使える

 見た目は、まさにクッションそのものだ。

 サイズは360×360×145mm(幅×奥行き×高さ)とクッションとしては小振りなサイズとなっており、正方形を底面としたピラミッドを押しつぶしたような形状となっている。表面はふわふわとしたソフトな肌触りのカバーとなっているが、クッションとしては若干固めで、上から押すとしっかりとした反発感がある。

上部から見た形。形状としては正方形 底面。カバーがかぶせられており内部にマッサージ機を内蔵 横から見た形。上部がふくれているピラミッド型
押した様子。かなり力を入れてもへこまないので、クッションとしてはかなり固め

 お昼寝用のまくらにしてもちょうど良さそうなイメージだが、そのままソファなどに置いておけば、クッション以外には見えないうえ、実際にクッションとして普通に使うことができるだろう。

 ちなみに今回のカラーはブラウンだが、このほかピンクとアイボリーもラインナップしているので、部屋のイメージやソファなどの普段置いておく場所のカラーに合わせて選ぶと良さそうだ。


カバーをめくってマッサージ開始

 肝心のマッサージ機能はどこにあるのかというと、実はクッションの底面側に搭載されている。

 クッションを裏返し、カバーを固定しているボタンを2つ取り外して、めくり上げる。すると、内部のもみ玉によって若干表面が盛り上がったメッシュ部分が姿を現す。首、背中、足など、マッサージしたい部分を当てて使うというわけだ。

カバーをめくると内部のマッサージ器が姿を現す もみ玉は大小2つを左右に配置 電源はACアダプタで供給。隅のスイッチでON/OFFする

 実際に使って見ると、なかなかパワフル。姿勢が悪いせいか、最近は背中、特に肩胛骨の内側の部分がひどく凝るので、床の上に裏返すようにマッサージャーを設置。その上に背中を乗せてから、隅の部分にある電源マークの部分をカチっと押して電源を入れてみた。

 もみ玉の速度は一定なのだが、もみ玉部分に体重をかけても止まるようなことはなく、グイグイというか、ゴリゴリという感じで背中のコリをもみほぐしてくれる。

 動きとしてはモーターでもみ玉を単純に回転させる方式となっているが、大小2つのもみ玉が回転するおかげで、強弱のあるもみ心地を感じることができる。大きなもみ玉でゴリッとほぐし、続けて小さなもみ玉でやさしくもむといった感じで、なかなか心地良い。


内蔵のもみ玉が動いている様子。ヒーターのスイッチを入れると赤く光るのがわかる

 筆者はわりと強めのマッサージが好みなので、意図的に体重をかけるような感じで使ってみたが、もちろん普通に横になれば軽めのマッサージも可能だ。

 続いて、背中から首の付け根のあたりへと移動させて、首から肩にかけてマッサージしてみた。背中ほど体重をかけることできないので、こちらは少々軽めの印象だが、首の筋の部分にしっかりと当てれば、長時間のデスクワークなどで疲れたときなどでもかなりリフレッシュできる。

 上下の向きを変えれば、もみ上げ、もみ下げともむ方向の変更も可能だ。背中の場合はもみ下げが良かったが、首の場合はもみ上げの方が心地よい印象だ。これはなかなか良い感じだ。

強く押したいときは硬い床などの上で使うと効果的 弱めが好みならソファなどで力をうまく逃がす

 続けて、ソファの背もたれの部分に置いて、腰のマッサージにチャレンジしてみた。しかし、これは強めのマッサージが好みの筆者には少々物足りない印象。ソファなどクッション性の高い場所で使うと、体重をかけても、どうしても力が逃げてしまうため、思ったほどグイグイという感触がない。

 強めのマッサージが苦手な妻に試してもらったところ、どうやら気に入った様子だったので、強めが好みなら床などの硬い場所、弱めが好みならソファなどの力がうまく逃げる場所と使い分けると良いだろう。

ヒーターで優しくマッサージ

もみ玉にヒーターを内蔵。オンになるともみ玉が赤く光る

 このように、もみ玉を反転させたり、速度を変えたりすることができないため、ある程度使い方を工夫する必要があるルルド マッサージクッションだが、1つだけ他の製品にはない特徴を備えている。

 もみ玉に内蔵されたヒーター機能だ。本体のスイッチをオンにしてから、もう一度、隅のボタンを押すと、メッシュ部分内部のもみ玉が赤く光る。片側に2つあるうちの大きなもみ玉にはヒーター機能が搭載されており、これによって暖めながらマッサージをすることができるのだ。

 実際に使ってみると、首などの素肌が露出した部分に当てると、確かにほんのり暖かい感覚が伝わってくる。と言っても、いわゆるヒーターと言うほど温度が上がることはないので、場所や服装などによってはあまり感じられない。せっかくなので、クッション全体が暖まってくれるとありがたかったが、暖めながらマッサージするという発想はなかなか斬新と言えそうだ。

カバーは取り外して洗濯できる

 最後にお手入れについてだが、本体カバーは取り外すことができるので、手軽に洗濯できる。肌を当てるものなので、なるべくこまめに洗濯して、いつも清潔に使えるようにすると良いだろう。

 というわけで、アテックスの「ルルド マッサージクッション(AX-HL148)」を実際に使ってみたが、機能的には単純なものの、工夫次第でいろいろな部分をいろいろな強さでマッサージできるうえ、普段はクッションとして何気なく置いておける手軽さはなかなか良い印象だ。価格的にも決して高くないので、手軽にマッサージを楽しみたいという人は購入を検討してみると良いだろう。





2010年3月9日 00:00