やじうまミニレビュー
サンジェルマン「SUPERBattery GD-719」
サンジェルマン「SUPERBattery(スーパーバッテリー) GD-791」 |
災害はいつやってくるかわからない。この8月には、駿河湾を震源とする強い地震が起きたばかりだ。そこで、災害時の備えを確認したところ、防災ヘルメットやラジオはあったものの、充電用のアイテムがないことに気づいた。
というわけで手にしたのが、災害時にケータイなどのモバイル機器が充電できる、サンジェルマンの「SUPERBattery(スーパーバッテリー) GD-719」である。
メーカー | サンジェルマン(GENTOSブランド) |
製品名 | SUPERBattery(スーパーバッテリー) GD-719 |
希望小売価格 | 6,825円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 4,480円 |
SUPERBatteryは、ダイナモを搭載したバッテリーで、高輝度白色LEDとUSBポートを備えているのが特徴だ。サイズは手のひらに乗るくらいの72×100×35mm(幅×高さ×奥行)で、重量は178g。携行するにも保管しておくにも邪魔にならない大きさである。
内蔵電池は、ニッケル水素電池 1.2V 600mA×4。充電時間はACアダプタ接続で12時間となっている。バッテリ寿命は約2年半と記載されており、月に1回の点灯確認が推奨されている。
付属品には、各キャリアに対応した携帯電話接続コネクタと携帯電話接続ケーブル、ACアダプターがある。USBポート×1があるため、音楽プレイヤーの充電ケーブルやマルチアダプタも利用可能だ。
正面にはLEDライトとUSBポート、充電確認用ランプがある | LED点灯スイッチのある面には、ADアダプターを挿し込む場所もある | 付属品一覧。各キャリアに対応した携帯電話接続コネクタと携帯電話接続ケーブル、ACアダプターが同梱されている |
使い方はカンタン。折りたたみ式のハンドルを起こして、ぐるぐると回すだけで充電が開始される。目安は120回転/分で、LED周辺にあるランプが緑色になる速度で回し続けるのが理想だ。本体が小さいこともあり、ややホールドしにくいが目安の回転速度を覚えれば、それほど揺らさずに充電することができた。
また事前にACアダプター経由で充電しておけば、スイッチを入れるかUSBポートになにかしらのアイテムを挿すだけで使用可能となる。説明書にあるデータは以下の通り。
■内蔵充電池が満タンの場合
・LED点灯時間は約20時間
■USBポートに接続して1時間充電する場合
・携帯電話の待受けは約36時間
・携帯電話の通話は約4時間
・音楽再生(iPod)は約5時間
■ハンドルを回して充電した場合
・2分間回転で約50分LEDが点灯
■USBポートに接続してハンドルを5分間回した場合
・携帯電話の待受けは約20分
・携帯電話の通話は約5分
・音楽再生(iPod)は約5分
以上のようになっている。ケータイの機種、接続するガジェットによって時間は変化するが目安にはなるだろう。筆者の場合だと、携帯音楽プレイヤーにラジオとワンセグが内蔵されているため、緊急時には必要な存在だ。
USBポート接続さえできればOKなので、音楽プレイヤーやPDAの充電も可能だ | ACアダプターで充電中の様子。満タンになるとランプが緑色になる |
折りたたみ式のハンドルを取りだし、10秒ほど充電を行ってLEDを点灯させるまでの様子を録画してみた |
LEDライト部は直径約16mmと小さいため、あまり光量は期待していなかったが、暗所で照らしてみると意外に明るかった。押し入れの奥もしっかり照らせるし、足下の確認にも困らない。またグリップすると、ちょうど親指の位置にスイッチがあり、本体が178gと軽いこともあり、取り回しも楽だった。
手に持った様子。グリップしやすい本体形状だ | LEDライトを暗所で使ってみたところ。光量の及ぶ範型は小さめだが、十分に明るい |
SUPERBatteryは、緊急時用アイテムだけでなく、コンパクトさから長く外出するときのバッテリとしても活用できる。防災アイテムをそろえようと思っている人だけでなく、長期旅行を考えている人にもオススメしたい。
2009年 9月 3日 00:00
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