日本トラストテクノロジー「MyBattery D4」

　みんながみんな、iPhoneモードなので、世の時流に逆らい、スマートフォンT-01Aを購入した。仕事メールに添付されているワードやエクセルファイルも開けるため、出先での仕事に重宝している。

　しかし、添付ファイルを確認するためにフルパワーで動かしていると、いつの間にかバッテリー残量が少なくなってしまう。そこで予備バッテリーが欲しいとおも、日本トラストテクノロジーの「MyBattery D4」を購入してみた。

　MyBattery D4のサイズは、手のひらにすっぽりと収まる47×75×13mm（幅×高さ×厚み）。電源は単四乾電池4本で、重量もきわめて軽い。乾電池4本セットした状態での重量は約72gとなっている。軽く、場所を取らないが原則のモバイル環境下にマッチした緊急充電アイテムといえよう。なお、電圧は5V、±0.5V 300mA。

　本体にはLEDなどはなく、本体上部にUSBポートとDCジャックが用意されているだけ。パッケージ裏面を見ると、給電対象のオススメとして、ケータイや音楽プレイヤー、PDAが上げられているため、主に使用するのはUSBになるだろう。またJTT Online Shopでは、FOMAケーブルセットや5マルチケーブルセットなども販売されている。

裏フタをスライドさせると、単四乾電池×4をセットできる	LEDなどはなく、上部にUSBポートとDCジャックがあるのみ

　さっそく使い具合をチェックしてみた。まず自宅から秋葉原までの移動中に延々とインターネットを楽しみ、到着してからは、カメラ撮影をしたり、Twitterにポストしたりの結果、バッテリー残量は残り60％になった。そこでMyBattery D4の出番である。10分ほど充電してみたところ、バッテリ残量は90％あたりまで回復した。

充電中の様子。以前ゲームショップで購入したマルチアダプタを利用している	当然、デバイスからは充電中と認識されているため、操作は問題なく行なえる

　またケーブルを含めても手のひらに収まるサイズなので、カメラやらICレコーダー、音楽プレイヤーが入っているカバンのなかでも場所を取らず済むし、重量約72gなのでまったく重さが気にならない。

お茶を終えて移動再開する直前の状態。バッテリー残量が約90％まで回復した	マルチアダプタ込みでもこのサイズ。やはりスペースと取らないという点がもっともステキである

　常用する存在ではないが、緊急用給電アイテムとして秀逸だ。携帯デジタルガジェットをガシガシ使うという人に、ぜひチェックしてもらいたい。