やじうまミニレビュー

ずぼらさんにはもってこい! ガンガン入れて重ねるのもOKなカゴ「スタックストー」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

 拙宅の子も早いものでもうすぐ2歳。2歳ともなると玩具の増殖が後を絶たず、どうにか部屋をすっきりしたい! と思い「スタックスト―」なる、重ねられる収納かごを買ってみました。

スタックストー「バケット」

 玩具入れとしての必要要件は3つ。子供が片づけできるように「大雑把に入れられること」、省スペースのため「重ねられること」、そしてぶつかっても危なくないよう「硬くない素材」。

 最初の2つであればIKEAのトロファストなどが有名かつ便利ではありますが、硬い素材なので子供が自分で持ち歩くにはまだちょっと使いづらい。そこで見つけたのがこのスタックストーのバケットです。

メーカー名スタックストー
製品名バケット Mサイズ(25L)専用フタ
実売価格1,728円1,080円

 今回購入したMサイズは、底部が28.5cm、口が33.5cmと、四角い本体の口が外に向かって開くような形になっているので、上からどんどん物を入れるのに持ってこいです。子供の玩具といえば小さな車から大きなものまでかなり多岐に渡りますが、Mサイズでも結構な大物も入ります。

 逆に小さなものは煩雑になりすぎてそのままの収納には適しませんが、それはまた別の小分け袋などに入れてしまえば問題なし。「とにかくごちゃごちゃしたものを一か所にまとめたい!」という我が家にぴったりのカゴと言えます。

口が外に向かって開いているので物を入れやすい。子供も簡単にどんどんお片付けできる♪
中は相当ざっくり入れられる。これが一番大切!

 また、フタをして重ねられることも重要な点。今回はバケットを2個、別売りのフタ(1,080円)を1個購入したので、フタを被せてみると、しっかりと“スタック”して重ねられました。この安定感は大事!

 さらにフタに関しても、非常にいい意味で「ざっくり」と乗せるだけで閉じることができるので、中身が多少凸凹していてもあまり気になりません。これは子供にお片づけを教えるには良いポイントになりそうです。

 また、ざっくり乗せるだけでいい蓋というのは急な来客時などにも、どかどか入れてぱっと被せられるので拙宅では非常に活躍していたりします。

フタをするとこうなる
持ち手を出した状態でフタができる
ざっくり入れた状態で無理やりフタをして重ねてみた。傾いてるけど意外と安定感がある
当たり前だが平らにフタをした方が安定する

やわらかい素材で子供が使っても安心

 最後のチェックポイントはぶつけても痛くない素材であること。本体素材はポリエチレンですが、四角い形を保ちつつふにゃふにゃとしており弾力性があります。誤って足に落としたり、かごに向かって突進してもそれほど大きな怪我になる心配はなさそうです。

 実際、拙宅の息子が目当ての玩具を取り出すべく、よく棚の上に置いたスタックストーを引きずり下ろしています。引っ張った拍子に本体が倒れても、何食わぬ顔をしていました(それはそれで母としては微妙なところですが……)。

 持ち手も柔らかい素材のため、子供も持ちやすそうでした。耐荷重がどの程度あるのかというところは問題ですが、よほどの重さを入れて持ち運ばなければ、すぐに千切れることもなさそうに思います。

かなり柔らかい。このまま持って外出もできるかも?
子供でも持ちやすい持ち手!

 公式ページでは子供部屋のほか、キッチン、脱衣所、BBQと屋内だけでなく屋外でも多岐に渡って使用できるとのこと。確かにポリエチレン素材の本体は、ただ柔らかいだけでなく水気にも強いので、キッチンで玉ねぎなどの野菜を入れたり、屋外で氷水を張って飲み物を冷やす用途にも使えそうです。

 購入したのは25LのMサイズですが、この他15LのSサイズ、40LのLサイズ、細長いタイプの10Lなどサイズは幅広く展開。Mサイズでも結構な存在感がありますが、四角い形が部屋の隅にぴったりとフィットするので、圧迫感はほとんどありません。Lサイズは日本の住宅ではちょっと大きいような気がするので、バルコニー用などに向いていそうです。

 今回は子供部屋で使用しましたが、大きいサイズを外用に、もう少し小さい長方形のものをキッチンにと、いくつか購入したいと色々画策しています。家の中の物をざっくり収納したい! という私のようなずぼらさんにオススメの商品です!

子供部屋の隅にすっぽり収まる
よく見ると内側に容量の線が。水を入れてバケツとして使うこともできる
蓋の一部に切り込みが。タグをつけるためらしい。なるほど!

福井 彩乃