家電製品ミニレビュー
お風呂やシンクに! 水回りのガンコな汚れを落とす“電動タワシ”
by 藤山 哲人(2015/8/28 07:00)
どうしても取れないお風呂やシンク黒ずみや水垢。漂白してもまったく取れないヤカンやナベのコゲあと。
こんな頑固な汚れを、軽々落としてしまう電動タワシが、ここで紹介するCCPの「パワフルマルチブラシ」だ。
メーカー名 | シー・シー・ピー |
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製品名 | パワフルマルチブラシ ZZ-HB9 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 7,110円 |
ブラシは場所に応じて4タイプを使い分けOK!
言うなれば電動タワシなのだが、超強力モーターでパワフルなので、どんなに磨いても疲れ知らずのハイテクグッズ。防水で、シャワーをかけながら使っても大丈夫だという。実際に使ってみて、汚れのオチ具合を調べてみよう。
製品に添付されているブラシは、全部で4つ。一番使うのは青いハードブラシで、直径10cmほどのデッキブラシだ。ブラシの素材もデッキブラシそのもので、かなり固めのブラシとなっている。
毛先が長いブラシは、少し奥まった部分や狭い部分を洗う。3つめの青く丸いブラシは、タイルの目地などのごく狭い場所を洗うためのもの。4つめの白いブラシは柔らかく、蛇口などの金属部分を洗うのに適している。ただ車洗いに向いているほど柔らかいブラシではないので注意してほしい。
ブラシの取り付けは簡単で、使いたいブラシを本体にセットして、カチ! と回すだけ。あとはスイッチを入れれば、毎分175回転する強力ブラシが、頑固な汚れをゴシゴシ洗い落としてくれる。
本体は防水仕様なので、シャワーで水をかけながら洗うなどの使い方も可能だ。ただし水中での利用はできない。
コードレス方式なのでコンセントはなく、内部に専用バッテリを差し込んで利用。もちろんバッテリまわりもシッカリ防水加工されているので安心だ。
バッテリーの駆動時間は、力の入れ具合にもよるが、20~30分ほど。ただ充電に8時間半かかるので、長時間利用する場合は添付の電池以外にもう1本別売電池を購入するといいだろう。
まずは青いハードブラシで、鏡の汚れをブラッシング。
軽い汚れなら片手で持って、汚れている部分にブラシを当てれば一瞬で綺麗になった。鏡が曇っているときなども、片手でサッと掃除すればピカピカになる。
頑固な汚れの場合は、ブラシ部分に手を載せるスペースがあるので、片手でブラシを支えつつ、もう片方でブラシを押してやると、タワシでゴシゴシこする以上に力が入る。固いブラシには研磨効果もあるようなので、5年間落ちずに放置していた黒ずみがキレイに落ちてビックリ!
またお風呂洗い用の洗剤と組み合わせて使えば、お風呂が見違えるようにキレイになるだろう。
キッチン周りの頑固な汚れに
白いソフトブラシを使えば、キッチンのシンクもピカピカにできる。ぬめって触るのもイヤな三角コーナーや排水口のカバーなどは、洗剤と一緒にコレを使えば手を汚さずにピカピカになる。
ヤカンについた頑固な油汚れは、青いハードブラシに付け替える。水+食器洗い洗剤で3分ぐらいブラシでこすると、かなり綺麗になった!
なおモーターが非常にパワフルなので、ブラシを押さえ込むようにしても回転が止まることはほとんどない。また青いブラシは固いので、あまり力を入れすぎるとタイルなどの母材を傷つけてしまう場合もあるので注意してほしい。