家電製品ミニレビュー

三洋「電気掛敷毛布 BKS-SK100」

~自然なぬくもりで安眠できる電気毛布
by 今西 絢美

三洋電機「電気掛敷毛布 BKS-SK100」
 最近首と肩が凝っているが、この寒さが原因だと気付いた。私の家は木造アパートで、マンションに比べるとずいぶん寒い。エアコンは布団に入った1時間後に切れるようセットしているのだが、そのあとに気温が一気に下がるせいで、ぎゅっと縮まって寝ているようだ。首を回すのも辛く、このままでは日常生活に支障をきたしかねない。

 そこで、布団の中でも暖まれる“電気毛布”を導入することにした。選んだのは、三洋電機の「電気掛敷毛布 BKS-SK100」だ。

メーカー三洋電機
製品名電気掛敷毛布
品番BKS-SK100
希望小売価格オープンプライス
購入場所Amazon.co.jp
購入価格9,800円

 電気毛布というと、ずっと温かいままで逆に寝苦しそう、というイメージを持っている方もいるだろう。しかし本製品は、布団内の湿気を吸収して発熱する「サンバーナー」という繊維を使用しているため、自然なぬくもりをキープできるのが強みだ。

 毛布自体は188×130cm(縦×横)と一般的なサイズで、掛け毛布、敷き毛布の両方に使える。片面がピンク色となっているが、これがサンバーナー。吸湿発熱効果を発揮するためには、この面が体に触れるようにする。

188×130cmなのでシングル用の布団にぴったりのサイズ。表面のデザインは地味であまり良くないピンクの面がサンバーナー。男性が使うには抵抗があるかも。敷毛布として利用する場合はこのようにセットする。

毛布自体は薄くて軽い。肌触りは少しごわごわしているが、これで温かくなるのなら問題はないサンバーナーの仕組み。湿気を吸収し発熱するという

 毛布にはラベルがついており、胴元側表示の方向を頭のほうに持ってくる。足元から胸に向かうほど電熱線が少ない、「頭寒足熱」の設計となっている。肌触りは少しごわごわしており、使用することで毛玉ができるので、気になる人はシーツもしくは毛布カバー(別売)を使用すると良い。最後に、温度調節をするコントローラーを毛布に接続すれば準備完了だ。

 我が家では掛け毛布として使用しているが、率直な感想を言えば“快適”。当初懸念していた寝苦しさもまったくなく、ちょうど良い温かさに包まれながらやさしく眠りに付くことができた。冷える日は朝5時頃に寒さで目が覚めるのだが、この毛布を使い始めてからはそれが一度もない。悩みの種だった首と肩の凝りもだいぶマシになった。電気毛布さまさまである。気持ちよすぎて寝坊してしまったのは想定外だったけど……。

製品のラベルには「矢印を胸元にしてください」の指示。表示は小さいので見落とさないよう注意通電中は毛布のコネクタに電源コードを接続する。ちょっと動いたくらいでは外れない

 コントローラーの暖かさは、安眠に適した温度とされる「適」に設定した。もちろん個人差があるだろうが、ぬるく感じる際は厚手の掛け布団にするなどして保湿性を高めれば十分暖かい。ちなみに、コントローラーは暗闇でも調整しやすいよう、ダイヤル部分がオレンジ色に光る設計になっている。これなら寝ていて「暑い」と思ってもすぐオフにできるので便利だ。

 オフタイマー機能もある。電源を入れた状態では「15時間後自動切」運転になっており、ほかには「30分後切」と「2時間後切」もある。設定時間のバリエーションは少ないが、寝るときに温かければいいという人と朝まで温かさをキープしたい人、両方のニーズに応えている。個人的にはデフォルトの「15時間後自動切」が一番おすすめ。睡眠中をずっと暖めてくれるし、急いでいる朝にしがちな“消し忘れ”も起こらない。

コントローラー。ダイヤルを回して暖かさを設定するダイヤルを回すと「カチカチ」という音がする通電中はオレンジ色のライトが点灯。部屋が暗くてもコントロールできる

 地味に便利だったのが「速熱運転機能」。これは通電開始後1時間、もしくは速熱設定温度に達するまでは「強」温度で運転し、その後は設定温度になるモードだが、夜中、トイレに行く前に速熱ボタンを押しておけば、戻ったときに布団が「ヒヤッ」とすることもない。ぬくぬくの状態で再度眠りにつけるのだ。

 さらに、丸洗いがOKなのもうれしい。一応毛布には消臭加工が施されているが、肌に触れるので衛生面が気になる人も多いはず。手洗い、洗濯機の両方に対応している。また、ダニ退治モードもあるが、毛布は陰干しして清潔さを保てば基本的にはダニは繁殖しないとのことだ。

 電気毛布を使用するにあたって、気をつけたいのは低温やけど。そのため体に巻きつけて使用したり、「強」で長時間使用したりするのは避けたいところだ。

 最後に、気になる電気代についてだが、1時間あたりの電気代は1.1円とのこと。1カ月当たりの電気代に換算すると、デフォルトの15時間後自動OFFで495円、2時間タイマーでは66円。電気代を優先するなら、2時間タイマーや寒くて寝づらい夜だけ通電する、といった使い方が良いだろう。個人的には安眠に加え首や肩のコリが緩和、しかも次のシーズンも継続して使えるため、デフォルト設定のままでも十分に元が取れたと思う。

 2月もまだまだ寒い夜が続くが、冷え性の人や寒がりな人にオススメしたい安眠アイテムだ。



2010年2月18日 00:00