家電製品ミニレビュー

レトロデザインが可愛い! 「クラシックケトル リーブル」

レコルト「クラシックケトル リーブル」

 コーヒーや紅茶を飲みたいときに電気ケトルでお湯を沸かしているが、どうもデザインがイマイチ。使う機会が多いこともあって、キッチンで目立つところに置いていると浮き気味に……。

 そんなときに出会ったのが、レコルトの「クラシックケトル リーブル」。電気ケトルらしからぬ、レトロなデザインに一目惚れしてしまった。

メーカー名レコルト
製品名クラシックケトル リーブル 0.8L ホワイト
品番RCK-2
購入場所Amazon.co.jp
購入価格5,940円

 クラシックケトルの満水容量は0.8Lで、マグカップなら3杯分ほどが一度に沸かせる。

 機能面では、沸騰したら自動で電源が切れる仕組みや、水が入っていない状態では作動しない「異常加熱防止機能」などを備える。

 本体サイズは、228×132×212mm(幅×奥行き×高さ)とスリムな設計。重量は約720g。カラーは今回使ったホワイトのほかに、ブルーシエル、ヴィンテージレッド、シルバーを用意する。

レトロなデザインの本体。取っ手の下部にスイッチを備える
電源プレート
フタを取ったところ。ステンレスでできている

 まずは、フタを開けて水を注ぐ。ケトルの内側は、満水容量の0.8L部分に「MAX」の印が付いているのでわかりやすい。これよりも多く注ぐと、沸騰したときに吹きこぼれる可能性がある。

 電源プレートにセットしたらスイッチを入れる。電源は、取っ手下部のレバーを下げると運転スタートになる。レバーは軽く、下げたときに特に音がすることもないので、作動しているか少し不安になる。

 しかし、しばらく経つと本体下部のランプが緑色に光って、運転していることが確認できた。運転音も聞こえてきたが、とても静かで特に気にならない。

 0.8Lのお湯を沸かすのに掛かった時間は、実測で約3分半。沸騰が終わると自動で電源がオフになるので、何か他の作業をしながらでも沸かしすぎることはなかった。電源が切れるとランプも光らなくなるので、運転中かどうかは目視で確認可能だ。

満水容量の0.8L部分にはMAXの印があってわかりやすい
水を注いだらフタをする。フタには穴が空いていて、これを注ぎ口の方向にセットする
取っ手下部のレバーを下げて電源ON
運転中は下部のランプが緑に光る
沸騰すると自動でランプが消え、レバーも上がる。沸かしすぎる心配もない

 直接カップにお湯を注いでみたが、なかなか注ぎやすい。本体は軽く、コーヒーをドリップするときなどにも使いやすいだろう。湯切れも良く、注ぎ口からお湯が垂れることはなかった。

 ひとつ注意したいのが、本体はステンレス製なので、表面が熱くなりやすいこと。沸騰直後はハンドル部だけを持つようにした方がいい。表面は触ることはできるが、結構熱いので小さな子どもがいる家などでは注意が必要だ。

本体は軽く、注ぎやすい
注ぎ口からお湯が垂れることはなかった

 実際に使っていて気になったのは、本体表面が熱くなることくらい。それだけ注意すれば問題なく使用できる。

 機能はシンプルだが、やはり見た目が可愛いのは気分が上がる。デザインにこだわりたい人にぜひオススメしたい製品だ。

西村 夢音