家電製品ミニレビュー
来客の多い方にオススメ! 一度に10杯作れるコーヒーメーカー
by 小林 樹(2014/4/4 07:00)
今回取り上げるのは、来客の多い時にもぴったりのコーヒーメーカー、メリタジャパンの「ミアス MKM-4101」だ。
ミアスは、最大でカップ10杯分のコーヒーを抽出できる点が特徴。一般的なコーヒーメーカーはカップ4~5杯が上限なので、ミアスは図抜けた大容量タイプと言えるだろう。ミアスの名前には“1人(me)でも家族や友人(us)とも楽しめる”という意味がある。その名の通り、沢山の来客でも、アツアツのコーヒーを一度にふるまえるというわけだ。
メーカー | メリタジャパン |
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製品名 | ミアス MKM-4101 |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 4,980円 |
ミアスのポイントは、容量1.25Lのたっぷりとしたポットだ。これで、1杯125mlのコーヒーを最大10杯淹れることができる。
正直、淹れられる量が多いぶん、どれだけ巨大なコーヒーメーカーなのだろうかと、恐る恐るパッケージを開けたが、「あれっ、意外と大きくない……」というのが第一印象だった。
本体サイズは160×230×305mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.4kg。高さは30cmを超えるが、設置面積はこれまで使っていた5杯分サイズのコーヒーメーカーとほぼ同じ。一般的なコーヒーメーカーのサイズと言えるだろう。
本体カラーはブラックとホワイトの2色があり、今回はブラックを使用した。付属品として、1×4サイズのフィルターペーパー5枚とメジャースプーンが同梱されている。
一度に10杯のアツアツコーヒーを用意できる
さっそく10杯のコーヒーを淹れてみよう。本体のフィルターにペーパーをセットし、挽いた10杯分のコーヒー粉を入れる。フィルターには穴が1つ開いている。これがメリタのコーヒードリップシステムの特徴だ。
あとはタンクに1.25Lの水を入れ、電源ボタンをONにする。操作はこれだけだ。30秒ほどすると、ポットにお湯が落ち始める。
待つこと約7分。あたりにはコーヒーの良い香りがたちこめている。ゴポゴポと音を立てながら湯気がのぼったら、抽出は完了だ。注ぎ分けると、ちょうど10杯等分してカップに注ぎきった。
ポットはガラス素材で、コーヒーをなみなみと入れると重たい。しかし、注ぐ際のキレが良く、次々に注いでいけるから、重さはあまり気にならない。
気になる味は、香り高くてまろやか! ミアスでは、コーヒー豆の種類や挽き方は特に指定されていないが、メリタのペーパードリップシステムでは中挽きから細挽きが推奨されている。
今回は我が家でいつも飲んでいるブレンド豆を細挽きで使用した。これまで我が家で使っていたコーヒーメーカーで淹れた時に比べ、酸味が気にならず、深いコクを感じる。絶対にこっちのほうが美味しい、と家族からも好評だった。
次に、少ない容量でも味が変わらないか確認するために、コーヒーを3杯分淹れてみた。3杯分だと約3分半で抽出が完了する。味は、安定して美味しい。10杯淹れた時と同じ、香りとコクを味わえる。製品情報ページには2杯以上から対応するとあるが、試しに自己責任で、1杯分も淹れてみた。所要時間約2分半で、同じように美味しく味わえた。淹れる量に合わせてコーヒー豆をしっかり計量すれば、濃さにばらつきが出ることはなかった。