家電製品ミニレビュー

触っても熱くない! 子どもがいる家庭でも安心して使えるティファールの電気ケトル「セーフ・トゥ・タッチ」

 例年より暖かいとはいえ、朝晩の冷え込みが厳しくなってきた今日この頃。特に朝は温かい飲み物が欲しくなる。そんなときに我が家で活躍しているのが、ティファールの電気ケトル「セーフ・トゥ・タッチ 1.0L」だ。

ティファール「セーフ・トゥ・タッチ 1.0L」
メーカー名ティファール
製品名セーフ・トゥ・タッチ 1.0L
型番KO2611JP
価格(編集部調べ)5,802円

 今年3月に発売されたティファールの電気ケトル。プラスチックとステンレスの二重構造で、沸騰しても本体外側が熱くならない点が最大の特徴。沸騰した電気ケトルを触って「熱い!」思いをしたことのある人もいるだろう。このモデルはそんな心配がなく、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるのだ。

 我が家にも4歳の息子がいる。「熱いから触っちゃダメ」と教えてはいるが、子どもの好奇心は侮れない。でも、もし触ってしまってもこれなら大丈夫。

息子に触らせてみた。初めてなのでおそるおそる
「あれ? 熱くないよ!?」と逆に戸惑っていた

 息子に触らせても大丈夫なほど、ケトルの周囲は熱くならない。しかし、上部だけは熱くなるので注意が必要だ。沸騰時の蒸気は注ぎ口から出るので、まず注ぎ口に手を近づけるのは厳禁。上蓋も蒸気の影響でかなり熱くなる。やけどするおそれがあるので、こちらも触らないほうがいい。

側面は熱くない
前面も熱くない
注ぎ口は熱い! やばい!
上蓋もかなり熱い!

コンパクトで使いやすい点もお気に入り

 ケトル周囲が熱くならない点が一番の魅力だが、フツウに使いやすいところも気に入っている。

 まずコンパクトなので置き場所に困らない。そして容量は1Lとそこまで多くないものの、大きなマグカップで4杯分はあるので十分。子どもは熱い物を飲まないので、夫婦2人分のカップスープとコーヒーを作れるなら問題ない。

 沸騰するまでの時間も短い。満水1Lの沸騰時間を計ってみたところ、今の時期で約6分ほどかかったが、めったに満タンで使うことはないので、いつもはもっと早い。身支度をしたりテレビを観ていたりすると、体感的にはあっという間だ。

本体と電源プレート。コンパクトで我が家にはちょうどいい
お湯を沸かすときは本体後部のスイッチを下に。沸かしている間はランプが付き、沸騰すると消える
ハンドルが太いのでしっかり持てる
お湯を注ぎやすいところもお気に入り

 保温性に優れたステンレスを内部に使用しているため、沸騰したお湯は電気を使わずに80℃以上の温度を約30分間キープできるという。2杯目のコーヒーも熱々だ。また自動電源オフ機能や、空だき防止機能も付いているから安心。

上蓋はワンタッチで開けられる
注ぎ口にはフィルターが付いている
上蓋は取れないが注水口は広く、内部のステンレスは継ぎ目がないので洗いやすい
でも満水ラインは見えにくい……。最初はどこにラインがあるのかわからなかった

 コンパクトで使いやすく、触っても熱くない電気ケトルは冬に大活躍するはず。コンロでやかんを使ってお湯を沸かすより、断然早くて手間がない。実は我が家には電気ポットもあるが、沸騰するまで時間がかかるので、電気ケトルの出番はかなり多い。ポットへのお湯の補充、カップラーメン、湯たんぽなどで重宝している。

紅茶やコーヒーはもちろんだけど
熱湯が必要なカップラーメンに大活躍

津田 昌宏