今日のうまい!
長野ツルヤのドライフルーツはお土産にも◎ 国産果実の甘み&栄養が凝縮
2025年10月27日 09:05
長野県を代表するご当地スーパー「ツルヤ(TSURUYA)」では、オリジナル開発商品の「ドライフルーツ」シリーズも人気です。
中でも、ツルヤ独自の“半生製法”を用いて、熱を加えずに素材本来の風味や香りをギュッと閉じ込めた、もっちり&ジューシーな「やわらかドライフルーツ」は逸品。県内産の果物を中心に、国産原料が使われているのも魅力です。
ツルヤのドライフルーツシリーズは、とにかく種類が豊富にあります。原料に使われているのは、信州産あるいは国産のりんご、桃、あんず、すもも、ゆず、オレンジ、レモンなど。通年販売されているものや、旬の果物の収穫時期にだけ出回る期間限定品や季節限定品もあり、ラインナップが多彩です。販売価格は、1袋あたり300~500円ほど。
ツルヤのドライフルーツシリーズには、「シャインマスカット」のラインナップも。レーズン(干しぶどう)をよく食べる筆者ですが、大きなぶどうを使ったドライフルーツは食べたことがなかったので、初めてドライ・シャインマスカットを見たときは、大きさの違いに驚きました。
ドライ・シャインマスカットは半生製法で作られており、中にジューシーさが残っているのが特徴です。見た目は大きめの干しぶどうですが、実際に食べてみると、マスカット風味のゼリーのようです。生のシャインマスカットとは味わいも風味も異なり、正直なところ、そのまま食べるなら、筆者は生タイプが好みですが、使い方やレシピへの活用方法によっては、ドライタイプの方が相性が合さそうだなとも思いました。
市販されているドライフルーツは薄くスライスされたタイプが多く見られますが、ツルヤのドライフルーツはザク切りしたようなゴロッとした形状の種類も揃っており、食べごたえがあるのも特徴です。
そのままおやつやおつまみなどとして楽しむのはもちろんですが、プレーンヨーグルトやシリアルに混ぜるのもおすすめです。半生製法では蜜煮あるいは蜜漬けされているので甘みが強く、砂糖を加えなくてもおいしく食べられます。シリアルに混ぜるときは、細かく刻んで入れると食べやすいです。また、複数種類を混ぜて、オリジナルのフルーツグラノーラ風シリアルを楽しめるのも良いと思いました。
そのほか、紅茶に加えたり、サラダにトッピングしたり、お菓子作りの材料に活用したりなど、アイデア次第でさまざまな用途に使えます。
なお、“フルーツ”ではありませんが、ツルヤではドライタイプの「しょうがスライス(高知県産しょうが使用)」も扱っています。素材本来の香り、風味、辛みがそのまま残っているので、しょうが好きな方にぴったりです。しょうが片には砂糖がまぶしてあるので、紅茶に入れると、手軽にシュガーいらずの「しょうが紅茶」を楽しめます。
甘さや砂糖が苦手という人には、スナック感覚で食べられる「りんごチップス」がおすすめです。こちらは砂糖が使われている半生製法のやわらかドライフルーツシリーズとは異なり、スライスしたりんごを塩水に浸した後、そのまま乾燥させたもの。“THEドライフルーツ”といえるパリパリ&サクサクの食感が美味です。その年や季節によって使われるりんごの種類や産地が異なり、販売数も限定されるようなので、筆者は見つけたら購入するようにしています。
ツルヤのドライフルーツシリーズは、全国では珍しいワッサー(桃とネクタリンの交配種)など、信州産の果物が使われているものもあり、遠方に住むフルーツ好きな友人にプレゼントしたところ、「初めて名前を聞いた果物だったけれど、すごくおいしかった!」と喜ばれました。
生のフルーツは日持ちがしませんが、ドライフルーツは常温で長期間保存できるため、扱いやすいのもうれしいポイント。軽量でかさばらず、持ち運びもしやすいので、ちょっとした長野土産にもおすすめしたいアイテムです。