片付け過ぎない片付け術
【片付け過ぎない片付け術4】「来客OKな家」は、手軽な掃除・片付けでOK
2016年 9月 13日 06:30
突然の来客に慌てて片付けるより、普段からお客さんに見せてもいい家にしておく方がラクですね。今回は、毎日の掃除や片付けで来客OKな家にしてしまう、手軽に始められるお掃除&お片付けアイデアをご紹介します。これでいつでも来客ウェルカム、そのうえ家族にも過ごしやすい快適な家を保てますよ。
「ついでアクション」できる仕組みで手軽にきれいをキープ
来客前だけ掃除や片付けを頑張っても、お客様が帰れば元に戻るもの。だったら、生活感があっても「何だかきれいで片付いた家」という印象をもたれる家作りを目指しましょう。来客の目に留まる玄関・水回り・リビングの「目立つ汚れと散らかり」を毎日の家事のなかでサッと解消できれば、いつ来客があってもOKですね。
ポイントは、掃除や片付けに使うグッズをすぐ手に取れる場所に用意しておくこと。暮らしや家事の動線上で、「ついで」にお掃除できるのでラクですよ。
玄関は「掃除機&ウェットクロス」でスッキリ
玄関のタタキのちょっとした汚れは、家の中を掃除した掃除機でそのまま吸い取るとラクです。ヘッドが汚れそうと気になるなら、代わりにトイレットペーパーの芯を斜めに切ったものを専用ヘッドに。さらに下駄箱にウェットクロスを常備しておけば、目立つ汚れもサッと拭き取れます。
下駄箱からたくさんの靴があふれているなら、靴の総量を見直しましょう。よく履く靴だけ出しておく程度にすれば、片付けも簡単です。
水回りは「マイクロファイバー&小物トレー」で清潔感
トイレ・洗面所は、ドアノブ・蛇口・鏡など「光るところは光らせる」のが鉄則。汚れが溜まると落としにくくなるので、気付いたらすぐに拭き取れるように、マイクロファイバークロスを常備しておきましょう。拭き跡が残りにくいので鏡もピカピカに。数枚をきれいにたたんで置けば家族も掃除できるし、使う都度洗濯へ出せばいつも清潔です。
歯ブラシなどの小物はトレーでひとまとめに。散らかりにくいうえに掃除もしやすくなりますよ。
リビングは「人別片付けカゴ&いつでもテーブル除菌」
リビングに散らかるのは家族がよく使う物。パパ・ママ・子どもと使う人別に、それぞれを形のそろったカゴやケースに入れると、片付けやすいうえに見た目もきれいです。ケースから物が溢れないように、週に1度は中身の点検を。出しっぱなしにしがちな新聞や雑誌には専用のバスケットを用意しましょう。
またテーブルへ除菌スプレーとティッシュケースを常備すれば、いろいろな汚れをすぐに拭けるのでいつも清潔。おしゃれなものなら出しっぱなしでもOKです。
まとめ
汚れや散らかりは、溜めてしまうと面倒になるうえに、掃除・片付けに必要な道具が近くにないとつい後回しにしてしまい、さらに汚れが溜まる悪循環に。気付いたらその場できれいにできる仕組みを作れば、来客OKの状態をラクにキープできます。
グッズを好みの見た目にしておくのも、楽しく続ける秘訣。カーペット用コロコロやハンディワイパーのケースなども、インテリアに合うものを用意すれば出しておいてもOKなので、気分良く使えますよ。