片付け過ぎない片付け術
【片付け過ぎない片付け術3】「来客直前」は、3カ所だけの掃除で準備万端
2016年 8月 30日 06:30
お客さまが来る前に、急いで家をきれいにしたい!今回は、来客直前にやっておきたい「玄関」「水回り」「リビング」の簡単ササッと掃除・片付け術をご紹介します。この3カ所を短時間で効率よく整えて、気持ちよくお客さまを迎えましょう。
「玄関」「水回り」「リビング」をお客さま目線でチェック
お客さまがいらっしゃる前は、最初に足を踏み入れる「玄関」、「ちょっと貸してね」と言われる可能性が高いトイレ・洗面所の「水回り」、長い時間を過ごす「リビング」。この3カ所だけは整えておきたいものです。とはいえ、すみずみまでピカピカにする必要はありません。お客さまの目に留まる「目立つ汚れ」と「散らかったもの」を退治するだけで、「きれいな家」という印象をもってもらえます。
玄関は「掃除機&ウェットクロス」で汚れを一掃
まず玄関のタタキのザラザラは、掃除機でサッと吸い取ります。掃除機のヘッドが汚れそうと気になるなら、ウェットクロスで一拭き、ついでに玄関周りの目立つ汚れも拭き取って。
また玄関は、できるだけ空間を広く見せると印象が良くなります。靴や小物はできれば全部下駄箱へしまい、入り切らないものは脇に揃えて。傘立ての傘は、丸めて紐で止め、広がりがなくなるだけでもスッキリします。玄関からリビングへ続く廊下も来客が見渡すポイントなので、置いてある物は別の部屋に移動させておきましょう。
水回りは「マイクロファイバー」でピカピカに
ドアノブや蛇口、ペーパーホルダーなど、光るべき場所が光っていると印象アップ。繊維や拭き跡が残らないマイクロファイバークロスで、曇りや手垢をサッと拭いてピカピカにしましょう。鏡にこびりついた汚れは少し濡らしたクロスで拭き取り、乾いたクロスで仕上げ拭きを。
便座と床はトイレ掃除シートで拭き、トイレットペーパーが少なくなっていたら新しいものを用意します。タオルも交換しましょう。
リビングは「カゴやバッグ」でゴチャつき隠し
床やテーブルの「面」が広く見えると片付いた印象になります。散乱している細かいものは1つのカゴにまとめ、タオルなどの布をかぶせて目隠しを。大きめのエコバッグやトートバッグに入れてもいいですね。新聞・雑誌は角を揃えて部屋の隅に積むと整って見えます。
テレビ周りのホコリはハンディモップでひとなで、ついでに床の目立つホコリも取ります。最後にお茶を出すテーブルを拭けば完了です。
まとめ
忘れがちなのが、玄関外のインターホンや、ドアノブ周りの汚れ。余裕があればサッと拭いておきましょう。また、意外とお客さまが気にするのが「ニオイ」。掃除開始時に、家全体に風が通るように2カヵ所以上の窓を開けて10分ほど換気をすると空気が入れ替わります。来客が帰ったら、カゴやバッグに入れた物は「定位置」を決めて戻しておきましょう。普段から、使ったあとに戻す場所を決めれば、散らかりにくくなりますよ。