走るライター南井正弘のコレはホントにスグレモノ!
汗をかいてもサラッとした着心地が持続するナイキの「メンズ ショートスリーブ ランニングトップ」
2019年4月3日 06:00
吸汗速乾性がランニングアパレルに不可欠であることは、ほとんどのランナーに理解されている。そのため、綿のTシャツで走る人は、ほとんどいなくなった。
だが、吸汗速乾性能にもレベルがあり、特に長距離を走る場合は、品質の高いプロダクトを選びたいところ。今回紹介するナイキのランニングトップス「メンズ ショートスリーブ ランニングトップ」は、デザインに関しても細部にまでこだわっており、ランニングアパレルに対して一切妥協しないランナーも納得の出来栄えだ。
現在ではファストファッションブランドでも吸汗速乾性を謳う製品が売られるなど、この機能はランニングアパレルにとってマストであると、ほとんどのランナーが認識しているはずだ。
しかしながら、レベルは千差万別であり、5km程度のファンランならまだしも、フルマラソンに参加する際や、30kmのロングランを行なう場合などは、スポーツブランドがリリースする、それも上級モデルを選びたい。
ナイキの「メンズ ショートスリーブ ランニングトップ」は、ランニングアパレルには一家言あるランナーからも高い評価を得ており、こだわりのスペックを、その一着に結集している。
メーカー名 | ナイキ |
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製品名 | メンズ ショートスリーブ ランニングトップ |
実勢価格 | 8,640円(税込) |
まず見た目は、ウールのスーツを思わせるような高級感のある佇まい。一目で着心地の良さを想像できるだろう。
実際に着てみると、身長168cmに体重66kgの筆者のボディに見事にフィット。ルーズでもタイトでもない絶妙なフィット感だ。このトップスを着て屋外で6km、室内のトレッドミルでも6kmを走ったが、かいた汗を吸収して、乾燥するまでのスピードが早い。そのため、発汗した状態で走り続けても、快適な着心地を失わない。特にトレッドミルで走った際には、発汗量は多かったのだが、生地が皮膚に纏わりつく感じはほとんどなく、サラッとしていた。吸汗速乾性を謳っていても、そのレベルが低いと、生地が肌にくっついて、通気性が無くなり、不快になってしまうことが多々あるのだ。
そして、このモデルのもうひとつ嬉しいところは、前述の通り従来のランニングウェアと比べて洗練されている点だ。これだけスタイリッシュなら、街着としてもなんら問題ないだろう。「いかにもランニングウェア!」といった雰囲気ではないので、走ったあとに、そのままカフェなどを訪れても違和感はない。8,640円という価格は安くないが、その汎用性を考えると、決して高くないと思う。