ぷーこの家電日記

第264回

カラッカラの空気に潤いを。新シリーズの加湿器に勝手に期待!

 雨もぜんぜん降らず、カラッカラに空気も乾燥している今日この頃。

 ベランダのプランターも水をやり忘れてグッタリしてたし、普段は土の中に水分を溜め込んでいる畑ですら、さすがに週末水をまいてあげたし、それでも週末しか畑に行かないのでちょっと心配。ここいらでひと雨降ってくれないかしら。

 そして、この寒さと乾燥でインフルエンザが爆発的に流行っているらしい。去年はB型、一昨年はA型にかかった私は、今年は再びA型か!? と、あの体が千切れそうに痛くて辛かったことを思い出してビクビクしている。職場でもご家族の看病のためにお休みされている方がいたり、罹患してなくても学級閉鎖になっちゃって……みたいな話も聞く。

 「手洗い、うがい、睡眠、笑顔!」と、数年前に上司から言われた言葉が気に入ってて、毎日おまじないのように唱えている私だけれど、我が家は機密性が高いせいか、ものっ凄く乾燥する。帰宅して家に入るだけでピリピリと刺激を感じるくらいだ。加湿器をガンガン稼働させていても追いつかないくらい乾燥するので、もう一つ加湿器買いたいなぁと思いながら、夏場に邪魔なんだよなぁと思い直したりと、購入までに踏み切れないまま2年が過ぎようとしている。

 友人が先日「加湿器買いたいけど、何がいい?」みたいなことをSNSで書いていて、「象印のポット型の!」ってコメントしようとしたら、別の方が「象印のポット型1択!」と既に書いてて「そうだ! そうだ!」と両手を挙げて賛同してしまった。

 「やっぱりデザインよりも性能かぁ」と、友人も購入に踏み切ってたけれど、「なんかさ、あのポット型の加湿器、軒並み生産終了って出てるから、もしかしたら新モデルが出るんじゃないかと、買いながら気になった」と言われて「マジで!?」と驚いた。大人気の象印のポット型の加湿器がなくなることはないだろうから、モデルチェンジされるんじゃないだろうかとめっちゃ期待してる。

 象印のホームページを見ていたら、「創業101年目を迎えた象印が新たに提案する“暮らしの道具” STAN.シリーズ新発売」という1月8日に発表されたニュースリリースを見つけた。

 IH炊飯ジャー、電動ポット、コーヒーメーカー、ホットプレートの4製品の展開なんだけれど、めっちゃくちゃ格好良くて好み。このシリーズで、来シーズンにこの電動ポットと同じようなデザインの加湿器が出たら、買い増しを迷っていた私は躊躇なく買っちゃうな!

 乾燥し過ぎて背に腹は変えられぬ状態で旧モデルを買ってしまった友人は、「早々に悔しくなりそう」って言ってた(笑)。機能性とデザイン性のどちらも最高とか、嬉しすぎて楽しみ過ぎるとワクワクしております。

 と、いうことで、今年も加湿器の買い増しは我慢して冬を越すことにしたのだけれど、それで激オコなのが我が猫たち。「撫でてー」とすり寄って来た瞬間に静電気で「バチン!」と鼻先をやられたりするので、「何してくれるんだよ!?」とわたくし怒られている。

 「ごめんね! ごめんね! 何もしていないんだよ?」と平謝りしてみるも、猫からするといきなり痛いことされたという、完全に私がいじめっ子みたいな感じに写っているのかも(涙)。放電させるべくマメに手洗いしてるけれど、猫がベッドから起き上がった時なんか、「バチバチバチッ」と音を立てたりしてるから、放電してるのは私ではなく猫のようだ(笑)

 そして、私も乾燥に悩みつつ、特に顔がバキバキに乾燥するもんだから、「よし、ここはちょっくらお高い美容液でも買ってしまえ」と、買いに行った。

 どれにしようかなぁと、色々見ていたら、美容部員のお姉さまが近づいてきて、「何かお探しですか?」と聞かれたので、「乾燥が酷いので、ちょっといい美容液でも欲しいなと思いまして」とお答えしますと、「じゃぁ、これですね」と私に勧めて来たのは……「50代からの」と謳っているシリーズの美容液だった……。

 一瞬、静電気の刺激を受けた猫みたいな顔になってしまって、「あ、あぁ……」と情けない声が出てしまったけれど、確かに年齢にもこの乾燥にも逆らうにはこれくらい必要なのかもしれないと思い購入してしまった。

 使ってみるとめっちゃ潤って「すげー!」と感動を覚えたけれど、心の方がピリピリと少しだけ切ない(笑)。「これ、ちょっと年代が上の方のラインなんですけど、もの凄く潤うと若い方にも人気なんですよ。若い方にも……」などというセールス文句を自分で言ってみたりして、何とか心を保っている40歳の冬であります(笑)。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。