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伊藤園が初の家電 麦ごはん20分でできるマグカップ炊飯器
2025年6月10日 12:21
伊藤園は、スイッチひとつで手軽に麦が炊ける、マグ型パーソナルむぎ炊飯器「MUGIMUG(むぎマグ)」の予約販売を、Makuakeにて6月6日から7月30日までの期間で開始した。価格は10%オフの9,000円から購入可能。8月末までに配送予定。
MUGIMUGは、サンコーと共同で開発されたもの。マグカップ形状の本体に麦と水を入れたら、コースを選択してスタートするだけ。約20分で麦飯が炊きあがる。本体はマグカップのような形なので、カップを取り外して、そのまま器として使って食べられる。最大容量は300ml。
実際に炊きあがった麦を試食してみると、米よりもパサパサとしているが、歯ごたえのしっかりとした食感が新鮮だ。筆者は麦ごはんを食べる機会は少ないが、クセが強くて食べにくいといったことは感じられず、そのまま1杯分を食べられそうだった。
そのほか煮たり温めたりする機能も備え、多彩なアレンジを楽しめるとする。
なお、麦ごはんだけでなく白米や玄米も炊ける。炊飯時間はあらかじめ麦専用に調節されているため、白米は、スローモードで炊飯後に蒸らし時間が必要となり、玄米は、浸水後にスローモードで炊飯、蒸らし時間を要する。
専用の「むぎスティック」は、伊藤園が厳選した麦を100%使用。白米と比べて糖質約39%オフ、食物繊維も補える。独自ブレンドの3種類が用意され、それぞれ異なる食感と味わいを楽しめる。また一食分ずつが個包装されているため、分量を測る手間が省ける。
「MUGISTICK むぎまぐブレンド」は、特徴が異なる5種の麦をブレンド。麦ごはんが初めての人でも食べやすい優しい味わい。「MUGISTICK ぷちぷちブレンド」は、プチプチ食感のもち麦をブレンド。豊かな食感で、雑炊などにするのがおすすめ。「MUGISTICK はとむぎブレンド」は、はと麦と胚芽押麦をブレンド。歯切れのよい軽い食感とさっぱりした味わいが特徴で、カレーや親子丼などに合うという。なおスティック1本は、約100円で提供される。
取り外した本体フタの一部(防水キャップ)を、本体底部に取り付けると、カップを水洗いできる。
本体サイズは150×115×180mm(幅×奥行き×高さ)。電源ケーブル長は94cm。消費電力は270W。