ぷーこの家電日記

第245回

強運夫がお掃除ロボット「ミニマル」を連れて帰ってきた!

 先日、夏の疲れが急に出たのか、結構な高熱を出して1日中泥のように寝込んでた。起きたら病院に行こうと思っていたのに、夕方まで全く目も覚めず、まさしく泥のように眠った。目が覚めると外は軽く暗くなりかけていて、熱は引いていた。軽くなった体にちょっとホッとしつつ、「ご飯作るのとか面倒だなぁ」なぁんて思ってた矢先に夫から「今日、会社でビアパーティーがあるんだけど行ってきてもいい? まだ具合悪かったら帰るけど」とLINEが届いた。

 これは好都合(笑)。どうぞどうぞ行ってきて! どうぞどうぞごゆっくり! な感じで返信をしてから、自分自身は適当にご飯を済ませてまた寝た。

 結構遅い時間に「今帰ってる所」と連絡があった。そして「すごいもの持って帰るから」と書いてあって、凄いもの? 何だ? ビール? などと思いながら、「何だろう? 楽しみにしてます!」と返信すると、帰って来るまで夫も我慢できなかったのか、「ヒントは日立のお掃除できるやつでーす!」とほぼ答えを送ってきた(笑)。え!? と思いながら、「もしや、あの凄く小さなお掃除ロボット!?」と返信すると、「ミニマルーーーー」とのこと。

 それからしばらくして帰ってきた夫は、本当にお掃除ロボット「minimaru(ミニマル) RV-EX1」を抱えて現れた!!! なんと、参加したビアパーティーでジャンケン大会があったらしく、300人以上の中から勝ち抜けてゲットしてしまったらしい!

 忘年会ビンゴ大会など、豪華景品が用意されてる会などで、今まで全くかすりもした事がない私達なのに、まさかいきなりこんな事になるなんて、テンション上がり過ぎてまた熱が上がりそう(笑)。

 かなり遅い時間なのに、めっちゃワクワクしながら開梱する私。「さすが家電好き(笑)」などと言われながら、グヘヘグヘヘと不気味な笑いが止まらない。かなりビールが入ってご機嫌な酔っ払いの夫のドヤ顔も中々のもの(笑)。

 取り出したミニマルは本当に小さくて、かなり感動感激。雑巾がけロボットのブラーバとほぼ同じサイズ。これならテーブルの下もスイスイ通っていける!とりあえず軽く充電してから、リモコンでスイッチオン! ガガガーと言いながら動き出したミニマル君に「おおおー!」と拍手を送る我々夫婦。

 猫達は何事!? とめっちゃ追いかけながら腰が引けている(笑)。ていっ! と猫パンチを食らわせるも、動じないミニマルに「やばっ」と逃げてみたり(笑)。面白すぎる! かなり笑った後、そのまま部屋全体を掃除して貰おうかとも思ったんだけど、サイズはミニなのにパワーは結構あるもので、そこそこ音が大きい。

 プロ野球ニュースが見たかった夫は、「一旦切っていい?」と、ミニマル君は充電台に戻って頂きました。フル充電でもなかったしね。

 音が結構するので、寝る時はかけられないね。とは言ってたんだけど、翌日夫が仕事から帰ってきて、「ねーねー、ミニマル、普通にここで充電されてた?」と聞くので、「うん。昨日のままだけど?」答えると、「今日さ、朝家出る時に動かして行ったんだよ。行き倒れずちゃんと帰ってきたんだねぇ」とめっちゃ嬉しそう。まるでペットが1匹増えたような感覚分かる(笑)。

 狭い場所にハマって動けなくなったりすると「大丈夫?」って助けたくなるし、少しでも動きやすいように家具の場所をちょっとずらしてみたり床を片付けたり。お掃除ロボットの効果は、ゴミを吸ってくれることはもちろん、片付けするという副産物的な効果って大きいよね。

 そしてこのミニマル君、体が小さいものだからダストケースも小さい。だから掃除が終わった後に、充電台戻ってからゴミを圧縮してくれるのだ。まずはブラシを逆回転させてブラシをクリーニングして、それからゴミをギューっと圧縮。

 それで2週間分のゴミを溜めておけるらしいんだけど、そのブラシ逆回転&ゴミ圧縮の音と様子が、まるで猫が毛玉をウエーって吐く感じで、益々ペットっぽい(笑)。いざ、この子が他の猫たちに受け入れられて仲良くなる日が来るかは謎すぎるけど(笑)。

 週末に私が出かけていて、帰ってきたら、「今日さ、ミニマルとブラーバを同時に動かしてみた!」と嬉しそうに夫が報告して来る。「お互いぶつからないの?」って聞いたら、「うん。ぶつかるー!」って楽しそう。ラジコン的な遊びに変わっているじゃないか(笑)。結果、朝仕事を行く時にミニマル動かしてゴミを取ってから、寝る前に静かなブラーバで雑巾がけをすると、我が家は中々ピカピカに保たれそうです。

 今年の運は全部使い切ったねー! なぁんて言いながら、結構大きな運は回ってきたことに感謝感激!今日も我が家ではせっせとミニマル君がお掃除してくれているのであります。

おまけ

 我が家の猫の1匹が、ミニマル君と良く充電されている(笑)。少し暖かくて心地良いのかしら?

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。