美味しく「手抜き」クッキング

第51回

15分で作れるクリスマスディナー「鶏胸肉のソテー レモンソース」

マヨネーズをベースにしたレモンソースをかけます

クリスマスはいつもと違ったメニューにしたいけど、手の込んだ料理は難しそうですよね。今回はお値打ちで手に入りやすい鶏胸肉を、クリスマス用に食卓が栄える1品に仕上げた「鶏胸肉のソテー レモンソース」をご紹介します。

香ばしく焼いた鶏胸肉に後味が爽やかなソースをかけていただきます。鶏胸肉の厚みをそろえて火を通りやすくし、皮面をしっかりと焼いてキツネ色にするのがポイントです。

基本の材料

<材料(2人分)>
・鶏胸肉:1枚(約300g)
・塩:小さじ1/2
・片栗粉:大さじ2
・サラダ油:適量

▼レモンソース
・マヨネーズ:大さじ1と1/2
・オリーブ油:大さじ1/2
・すりおろしショウガ:小さじ1/2
・砂糖:小さじ1/2
・レモン汁:大さじ1

1枚約300gの鶏胸肉を使用します

鶏胸肉の厚みをそろえる

鶏胸肉の皮面を下にし、横長になるようにまな板に置きます。中央に包丁を入れ、横半分に切り分けます。

半分に切り分けます

次に、厚みを半分にするため、断面の中央に切り込みを入れ、完全に切り離さないように注意して広げます。

断面に切り込みを入れて肉を広げます

広げた肉を包丁の背でたたくか、ポリ袋に入れて麺棒などでたたいて厚みを揃え、全面に塩を振りかけます。このとき、クシャッとなった皮を広げて整えておくと焼き上がりが美しくなります。塩を振ったら常温に置き、ソースを作ります。

肉をたたいて厚みを揃えます

ソースを作る

マヨネーズ、オリーブ油、すりおろしショウガ、砂糖を混ぜ合わせたら、レモン汁を2回に分けて加え、よく混ぜ合わせます。

レモン汁は2回に分けると混ざりやすくなります

鶏胸肉に片栗粉をまぶす

鶏胸肉の全面に片栗粉をまぶします。

片栗粉を全面にまぶします

フライパンで焼く

フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、鶏胸肉の皮面を下にして焼き始めます。皮面に焼き色を付けるため、肉を動かさないようにしながら、ときどきフライパンに押しつけましょう。肉の側面が全体的に白っぽくなったら裏返し、2~4分焼いて火を通します。お皿に盛り付け、ソースをかけて完成です。

側面が白くなるまで動かさないようにすると、皮面にきれいな焼き色が付きます
じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。