調理の下処理
皮をよく見て選びたい「キウイフルーツ」、熟した食べごろの見分け方
第85回
2019年3月22日 06:15
茶色の皮に包まれた「キウイフルーツ」は、外側から見ても熟しているか分かりにくい果物ですね。今回は、「キウイフルーツ」の選び方と食べごろの見分け方をご紹介します。キウイフルーツは、もともと中国原産の果物で、ニュージーランドで品種改良された結果、現在よく見る果実になりました。今では世界各地で栽培されています。国産の旬は、12月から4月ごろで、それ以外の時期は輸入品が並ぶため、日本では年間を通じて食べられます。
皮をよく見て選ぼう
キウイフルーツを選ぶときは、きれいな楕円形で、皮の色が明るい薄茶色のものを選びます。表面に傷がなく、部分的にへこみや変色があるものは避けましょう。うぶ毛のある品種の場合は、全体にうぶ毛が密集しているものが良品です。キウイフルーツは、熟していない状態で収穫され、日が経つにつれて熟していきます。店頭に並ぶ時期によっては、未熟なままのキウイフルーツもありますね。すぐに食べたい場合は、食べごろのものを購入しましょう。
食べごろの時期は、優しく押して見分ける
キウイフルーツの食べごろは、表面を指で優しく押して確かめます。弾力がなく固いものは未熟で、柔らかくなっているものが熟しています。そのほかに、ヘタを押して確かめる方法もあります。ヘタを押して少し弾力があると食べごろです。食べごろになったキウイフルーツは、さらに追熟が進むと傷みやすくなるため早めに食べ切るのがおすすめです。すぐに食べられない場合は、ポリ袋へ入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。