編集長が選ぶ! 使って良かったママ家電

焼き肉やタバコのニオイ、さらには花粉まで一晩でフライアウェイ! パナソニックの脱臭ハンガーが便利

家電 Watchの編集長をしている阿部です。2016年5月に出産、2017年1月に復職しました。編集長として日々、家電にまつわるニュースや最新製品に触れてきたわけですが、息子を産んでからはこれまでとは全く違うモノ選びをするようになりました。このコーナーでは、編集長としてだけでなく、母親の視点も加えたオススメの家電製品を中心に、ときには家電以外のモノやコトを紹介していきます

 今回紹介するのは、パナソニックの脱臭ハンガーです。パナソニック独自のナノイーを放出することで、ジャケットやアウターに付いたニオイをわずか一晩ですっかり消しさってくれるというなんとも便利な一品です。

パナソニックの脱臭ハンガー MS-DH100
メーカー名パナソニック
製品名脱臭ハンガー MS-DH100
価格(編集部調べ)16,826円

 普通のハンガーよりも一回り大きい本体ですが、使い方は変わりません。ニオイが気になるジャケットやアウターを掛けて、後はスイッチをONするだけ。本当にこれだけしかしていないのに、しっかりニオイが消えちゃうんです!!

製品本体
一般的なハンガー(左)と比べてみたところ
しっかり厚みがあるので、ジャケットの型崩れなども防いでくれます
本体裏側。ブーメランのようなサイズ感

 秘密はパナソニック独自のナノイーイオン。本体にはナノイーの吹き出し口を8個備えており、ここからOHラジカルを生成するナノイーを放出しています。1回の運転時間は通常モードで約5時間ですが、使用中も特に大きな音がするわけでもなく、耳をすますと「ウー」という小さな音が聞こえる程度。特にストレスはありません。1回あたりの電気代も約0.61円で経済的なのも嬉しいポイント。

1回の運転時間は約5時間(通常モード)。音も小さく、就寝中に使っても気になりません

 一番助かっているのは、夫のスーツやアウターのニオイが消えること。会社の飲み会で遅くなった日は帰宅したのがすぐわかるほど、タバコやお酒、汗のニオイをぷんぷんさせています。それが脱臭ハンガーに一晩かけておくだけで、気になるニオイがすっきりと消えています。

 これまでこういう場面では、ファブリーズなどの消臭剤を使っていましたが、ニオイが消える代わりにほかの香りを付けるものが多く、またニオイが強い場合、たくさんの量を振りかける必要があり、ジャケットに変なシワなどがつきやすくなっていました。

 脱臭ハンガーの場合、ただかけておくだけなので、型崩れやシワの心配をしなくて良いのもいいところです。

 1つだけ気になるのは、脱臭ハンガーをどこで使うかというところ。本来スーツやジャケットを収納しておきたいクローゼットの中にはコンセントの差込口がないので、ほかに場所を確保しなければなりません。我が家の場合、適当な場所が見つからず、結局カーテンレールにかけて使っています。電池や充電式であれば、クローゼットで使えるので、今後の進化に期待したいところです。

コンセントの差込口がクローゼットにありません
差込口側のカーテンレールにかけて使っています。充電式、電池式だとありがたい

 イオンを使って、ニオイや菌を除去するという製品はたくさんありますが、ここまで衣類に直接的にアプローチしている製品はありません。もう1つ、耳より情報として、ナノイーは花粉症にも効果アリです。その場合は、付属の衣類用カバーをかけると、衣類の外側についた花粉も抑制できるそう。これから制服やスーツを着るようになるという人への、ギフトにしても喜ばれそうなスグレモノです。

阿部 夏子

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