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[季節の切り絵カード8]父の日に贈る「黄色いバラのカード」を手作り
2018年 6月 4日 07:30
父の日に贈るとされている「黄色いバラ」を、今年はカードにして贈ってみませんか?今回は、切り絵のバラをコラージュして作る、父の日にぴったりのカードをご紹介します。バラは、ハサミで切り抜いたハート形を組み合わせるだけで、簡単に作れます。また、細かな線を切り抜いて作る、上級編のバラに挑戦してみてもいいですね。手作りのバラのカードは、きっと心に残る贈り物になりますよ。
用意するもの
・色画用紙:1枚(寒色系、小サイズ12.5cm×17.5cm、台紙用)
・折り紙:1枚(黄色系、普通サイズ15×15cm、バラの切り絵用)
・ハサミ
・鉛筆
・スティックノリ
・ピンセット
そのほか、仕上げにコラージュをする場合は、さまざまな色や柄の折り紙、デザインペーパーなどを用意しましょう。
バラの作り方1:ハート形を切り抜きましょう
まず、ハート形を重ねて貼るだけで作れる、シンプルなバラをご紹介します。黄色の折り紙を、縦横2cmほどのハート形6枚に切り抜きます。下絵を描いてから切ってくださいね。ハート形は、1枚ずつ切り抜いてもOKですし、写真のように、折り紙を短冊形に切り、蛇腹折りにして重ねて切ってもOKです。重ねて切ると、ハートの形が揃いますよ。
バラの作り方2:ハート形を重ね、バラの形に仕上げましょう
ハート形は、尖った部分を上にして置き、左下の膨らんでいる部分の裏面に、軽くノリを付けておきましょう。まず正面に1枚目のハート形を置き、右隣に膨らみの部分が重なるように2枚目を置きます(写真1)。続けて3枚目~5枚目も、時計回りに少しずつずらしながら膨らみ部分が重ねながら貼っていきましょう(写真2、3)。最後の6枚目は、1枚目のハート形の左下の膨らみの下へ入れて重ねます(写真4)。ハート形は、ピンセットで持つと作業がしやすくなりますよ。バランスの良い形になるように微調整しながら、丁寧に重ねていきましょう。
バラの完成!切り込み線で作るバラにもトライ
全体にきれいに形を整えたら、バラの完成です(写真上段)。ハートの尖った部分を2、3mmほど平らに切り落とすと、雰囲気の違うバラが出来上がりますよ(写真上段の左上)。また、絵を描くように線を切り、切り込み線を入れて仕上げる、本格的な切り絵スタイルのバラを作るのもおすすめです(写真下段)。上級編になりますが、仕上がりのレベルも上がるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。詳しい作り方は、【折り紙とハサミで切り絵16】を参考にしてください。バラは、少しずつ色の異なる黄色系の折り紙を使って2~3個ほど作りましょう。
◇【折り紙とハサミで切り絵16】テクニック編:切り込み線で作る「バラ」
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162611.html
バラをカードに貼りましょう
では、出来上がったバラの裏面にノリ付けをして、台紙にする色画用紙に貼って仕上げましょう。バラは、中心をピンセットでしっかりと持つようにすると、形が崩れにくくなります。色画用紙は、父の日のイメージに合わせて、青や緑系の色を選びましょう。メッセージを入れるスペースを残しながら、右下や左下、下辺などにバラを配置するとキレイにまとまります。いろいろな配置を試してみましょう。
「黄色いバラのカード」完成!
バラを貼り終えたら、「黄色いバラのカード」の完成です。濃い青系の紙を正方形などに切って台紙に重ねて貼り、その上にバラを貼ると、黄色いバラがより一層引き立つ仕上がりになります。葉っぱ形の切り絵をコラージュするなど、自由なアレンジをするのもいいですね。濃い色の台紙を使うときは、別の白い画用紙にメッセージを書いて台紙に貼ると、見やすく、明るい雰囲気になりますよ。