暮らし
病気で動けない子どもも楽しめる、手作りおもちゃ「キラキラボトル」
2018年 2月 23日 06:30
いつも元気な子どもたちでも、病気やケガで寝込んだり入院したり、なかなか動けないときこそ、楽しめるおもちゃがあるといいですね。今回は、寝たまま楽しめるおもちゃ「キラキラボトル」の作り方をご紹介します。「キラキラボトル」は、中のアイテムがゆっくり動いていくきれいな様子を楽しめるので、点滴で手が使えなくても、また起き上がれなくても、じっと見ているだけで癒されますよ。
準備するもの
・ペットボトルへ入れるアイテム:スパンコール、ビーズなど適量(大きさや形が違うものがおすすめ)
・マスキングテープかビニールテープ(なくてもOK)
・瞬間接着剤(グルーガンでもOK)
・食用色素(なくてもOK)
・キャップつき500mlペットボトル:1本
・PVA洗濯ノリ:400ml程度(写真のような透明ジェル、濃縮タイプ)
・水
作り方1:ボトルへアイテムを入れる
最初にビーズやスパンコールなどのアイテムを適量、ペットボトルの中へ入れます。今回は、ボトルの底の凹凸が隠れる程度の分量を入れました。
作り方2:ボトルへ水を入れる
水をペットボトルの1/5程度入れます。今回は、底から2cm程度の高さまで入れました。
作り方3:水へ食用色素を入れる
食用色素をペットボトルの水の中へ入れ、フタを閉めて軽く振り、混ぜ合わせます。今回は、色素に付属していたスプーンに1/5杯程度を入れました。色の濃さを調節したい場合は、食用色素を少しずつ加えて、色を見ながら調節しましょう。食用色素がない場合は入れなくても構いません。
作り方4:ボトルへPVA洗濯ノリを入れる
ペットボトルの注ぎ口いっぱいまでPVA洗濯ノリを入れます。PVA洗濯ノリの割合が多いほど、中のアイテムがゆっくり動くようになります。出来上がったとき、アイテムが早く動くようにしたい場合は、PVA洗濯ノリをペットボトルの半分程度まで入れ、そのあと水を入れると良いでしょう。水を入れたときに中の液体が泡立ってしまったら、泡は時間を置くと消えますので、泡が消えたら再度、PVA洗濯ノリや水を足して、ペットボトルの注ぎ口いっぱいまで液体を満たしましょう。
作り方5:ボトルのキャップを固定する
キャップが外れないように、キャップを接着します。ペットボトルの注ぎ口の凹凸へ接着剤を付け、キャップを閉めましょう。キャップを閉めるとき、中の液体がこぼれる場合がありますが、そのままきつく締め、汚れてもいいタオルなどで拭けば大丈夫です。
作り方6:キャップへマスキングテープを貼る
飾りとして、ペットボトルのキャップへマスキングテープを巻き付けて出来上がりです。もちろん何も貼り付けなくてもOK。ボトルを振って中身を混ぜ合わせ、しばらく逆さにしてからペットボトルを置くと中身がゆっくり落ちてきます。光に透かして見ると、とてもきれいですよ。
「プラバン」のアレンジで想像力を広げる
もう1つ、海をイメージしたアイテムを「プラバン」で自作してみました。「プラバン」は、注ぎ口から入る大きさになるように注意して作りましょう。今回は使ったプラ板は、元のサイズは4cm×11cmで、縮めると2cm×6cm程度の大きさになりました。動物やお花、乗り物など子どもが好きなものを描き、「動物園」「お花屋さん」といったテーマ別に「キラキラボトル」を作ると喜びますよ。子どもに絵を描いてもらったプラバンも楽しいですね。たとえ病室でも、「キラキラボトル」1本で、世界へ向かって子どもの想像力は広がりますよ!