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[折り紙とハサミで切り絵30]ハートフレームの「クリスマスキャンドル」
2017年 12月 8日 07:30
今年のクリスマスは、大切な人へ手作りアートをプレゼントしてみませんか?今回は、キラキラしたパール加工の折り紙で作る切り絵作品、ハート型フレームの「クリスマスキャンドル」の作り方をご紹介します。外側のハートの形や、内側のモチーフを変えることで、自分だけのオリジナルデザインを考えるのも楽しいですよ。ワンランク上の仕上がりを目指して、繊細な飾り模様に挑戦してみましょう。
ハートの型紙を作りましょう
用意するものは、折り紙とハサミです。折り紙は一般的な15cm四方のサイズを使います。まずはウォームアップを兼ねて、下絵に使うハートの型紙を作りましょう。紙を半分に折り、ハートを縦半分にした形を切り抜きます。ハートの形は、作品の雰囲気を決める大きなポイントです。膨らみの大きい横長、先をすぼめて細長くしたり、広げて形を確認しながら、好みの型の切り方を練習しましょう。上中央のくぼみを、紙の上辺から3.5cmほど下がった位置にすると、大きさや全体のバランスがちょうど良くなり、あとの作業もしやすくなりますよ。
作り方1:下絵を描きましょう
今回は、紙を縦半分に折って切り、最後に紙を広げると、ハート型のフレーム、中央にキャンドルとベル、両脇にヒイラギなどのモチーフが並ぶ構図です。パール加工の折り紙を使って、クリスマスらしさを出しましょう。パール折り紙は100円ショップで購入できますよ。では、折り紙を1枚選んで白い面へ下絵を描きましょう。紙を縦半分に折り、その上にウォーミングアップで切り抜いたお気に入りのハート型を置いて輪郭を写します。次に折り線部分に、キャンドルとベルを縦半分にした形を描きましょう。キャンドルの長さは7~8cm、ベルの長さは2cm、横幅は折り線から1cm以内を目安にします。写真を参考にしてくださいね。最後にハートの輪郭に沿って、ヒイラギ、花、星などを並べて描いていきます。難易度は上がりますが、丸まったつる草や、二連星のモチーフも入れましょう。
キャンドルを切りましょう
それでは、キャンドルから切り始めましょう。折り線上の炎の先端にハサミを入れて、底辺へ向かってキャンドルの輪郭を切っていきます。底辺まで進んだら、ハートの輪郭を切りましょう。パール折り紙のように光沢のある紙は、動きやすく、切りづらいので、指でしっかりと紙を持って、ゆっくり切り進めて行きましょう。紙の端をホチキスやテープで留めてから切ってもいいですよ。
作り方3:ヒイラギや花、星などのモチーフを切りましょう
続けて、ハートのラインを下から上へ切り進めながら、途中で花やヒイラギなどのモチーフを一筆書きの要領で切っていきます。小さなモチーフは、すぐ近くを指で持ちながら切ると、紙が安定します。つる草は丸を縁取るように切って作ります。2個の星が連なった二連星のモチーフも入れて、作品の完成度をアップさせましょう。切り方は、【折り紙とハサミで切り絵28】と【折り紙とハサミで切り絵17】を参考にしてください。
◇【折り紙とハサミで切り絵28】くるんと丸い縁取りの「つる草」フレーム
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1163006.html
◇【折り紙とハサミで切り絵17】応用編:つなげて切って「星」降らせよう
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162634.html
作り方4:ハートの外枠を作りましょう
真ん中のベルまで切り終わったら、折り線上で紙を切り離しましょう。そして紙を折ったまま、ハートのくぼみの5mm上へハサミを入れて、ハートの外枠を作っていきます。これがフレームになります。フレーム幅は5mmです。下絵を描くときに、フレームの線を描いておいてもいいでしょう。下の折り線部分まで切り進めたら、そのまま紙を切り離しましょう。
作り方5:飾り模様で、より繊細な仕上げを
フレームを切り終えたら、飾り模様を切り抜いて、より繊細に仕上げてみましょう。飾り模様は、紙は広げずに、半分に折ったまま切り抜きます。キャンドルの炎の内側、ヒイラギの葉脈、星の内側などを切り抜いてみましょう。難しいと感じる方は、キャンドルの炎の内側を切り抜くことだけでもトライしてみませんか?まずは挑戦してみることが上達のコツです。
ハートフレームの「クリスマスキャンドル」完成!
飾り模様を切り抜いたら、紙を広げましょう。ハートフレームの「クリスマスキャンドル」の完成です。キラキラした紙は、背景を黒い台紙にするとキレイに映えます。台紙へ作品を貼るときは、最初にフレーム、キャンドル、ベルをノリでしっかりと貼り、そのあと、ほかのモチーフを一つずつめくりながら、ノリ付けすると、作業がスムースに進みますよ。
アレンジバージョン:モチーフを自由にデザインしましょう
ハートフレームの形が、この作品の雰囲気を作るポイント。また、モチーフによっても印象が変わります。ヒイラギの大きさや、花の形、星の位置や数など、自由にアレンジしてみましょう。
フォトフレームに入れて、プレゼント!
プレゼントにするときは、台紙に貼った切り絵を、フォトフレームに入れるのがおすすめです。台紙を12.7cm×17.8cmで作れば、2Lサイズのフォトフレームに、ぴったり納まります。クリスマスプレゼントにもぴったり。世界に1つだけのオリジナル作品をプレゼントしたら、きっと喜ばれますよ!