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初心者さんOK!「リボンのはんこ」と、オリジナルのシール&マステ作り方

かわいい「リボンの消しゴムはんこ」でシールを作ってみませんか?今回は、リボンのはんこと、両面テープを使った簡単シールの作り方をご紹介します。はんこの色、はんこを押す用紙、両面テープの種類を変えると、マスキングテープ風のテープシールも作れますよ。ぜひチャレンジしてみて下さいね。

 

準備するもの1:はんこを作る道具・材料

<はんこを作る道具・材料>

・デザインカッターと普通のカッターナイフ
・カッターマット(ない場合は厚紙など)
・消しゴムはんこ用のゴム版(100円ショップで売っています。厚さ1cmのものが彫りやすいです)
・トレーシングペーパー、白い紙
・下絵を書くための筆記用具(ペン、鉛筆、シャープペンなど)
・定規
・マスキングテープ
・練り消し(セロテープや消しゴムでも代用可)

 

※デザインカッターとスタンプ台は、ネットでの購入が便利です。そのほかの材料は100円ショップで購入できるものも多いです。

 

準備するもの2:シールとマスキングテープを作る材料

 <リボンシール6枚分の材料(写真上)>

・お好みのスタンプ(今回はラベンダーを使用)
・コピー用紙(ハガキ大)
・普通紙用の両面テープ(幅2cmのものを使用)
・ハサミ

 

<マスキングテープ風シールの材料(写真下、幅1.5×長さ21cmを5~6本分)>

・お好みのスタンプ(今回はラベンダーを使用)
・トレーシングペーパー(A5サイズ、薄めが作りやすいです)
・きれいにはがせるタイプの両面テープ
・普通のカッターナイフ

 

※きれいにはがせるタイプの両面テープは、大きな文具店やホームセンターで購入できます。今回使用したのは幅1.5cmのものですが、それより幅が狭くても広くても、お好みの幅で作成できます。そのほかの材料は100円ショップで購入できるものも多いです。

 

リボンのはんこ作り方1:下絵の作成

以前ご紹介している方法と同じように、まず白い紙に目立つ色のペンで10mmの方眼を書き、その上にトレーシングペーパーを重ねて、この写真を参考にリボンの下絵を書きましょう。リボンの大きさはだいたい縦2cm、横3cmです。今回のリボンはラインでの縁取りではなく、面でリボンができています。

 

◇初心者さんOK!「葉っぱのはんこ」の作り方、グラデーションも楽しもう
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リボンのはんこ作り方2:はんこを彫る

以前の記事でご紹介した方法を参考に、はんこを彫り進めてきましょう。

1.リボンの輪の部分をくり抜きます。そして、リボン外側にV字状の溝を作ります
2.リボンの周りを2~3mmほど残して、不要な部分を切り取ります
3.下絵の線を消して出来上がり

 

◇初心者さんOK!お花柄「消しゴムはんこ」彫り方、ラッピングアレンジ
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シールの作り方1:コピー用紙にはんこを押す

お好みのインクでコピー用紙へはんこを押します。あとで切り取る作業があるので、間隔を1~3cmほどを空けて押しましょう。

 

シールの作り方2:リボンの周りを切り取る

先ほどの用紙は、まずリボンとリボンの間で、四角形に切り離します(写真左)。次にリボンの周囲5mmくらい余白を残して、おおよそのリボンの形に切りましょう。

 

シールの作り方3:裏側に両面テープを貼る

切ったリボンを裏返して、両面テープを貼ります。幅2cmの両面テープなら、左右半分ずつに分けて、隙間なく貼りましょう。少しの隙間なら問題ありませんが、両面テープが重なってしまうとシールに凸凹ができてきれいに貼れないので、重ならないように注意してください。用意する両面テープの幅によって継ぎ目の場所は変わりますが、真ん中でなくても大丈夫です。継ぎ目があると、シールを貼るときに両面テープの剥離紙がはがしやすくなるので、どこかに切れ目があると便利です。

 

シールの作り方4:シールの形に切る

両面テープを貼ったら用紙を表に返して、リボンの周囲を切り取りましょう。このとき余白は2mm弱にするので、両面テープだけでなく用紙も切り取ります。これで完成です。シールを何枚も作るとハサミに両面テープの粘着成分が付いてしまうので、紙をきれいに切れなくなってきます。そのときはシール剥がしで、粘着成分を取り除くようにしましょう。シール剥がしは、チューブ入りのものが使いやすいですよ。

 

マスキングテープ風シールの作り方1:準備とはんこの押し方

手作りマスキングテープ用に、専用のシートも販売されていますが、今回は比較的に手に入りやすいトレーシングペーパーを使用する方法をご紹介します。トレーシングペーパーを、幅は両面テーププラス1cmの欲しい長さに切ります。

 

写真は、1.5cmの両面テープを使い、長さ21cmにしました。ハサミより普通のカッターナイフの方がきれいに切れます。次にトレーシングペーパーの幅の真ん中へ両面テープを貼りましょう。トレーシングペーパーがよれないように気を付けて貼って下さいね。このトレーシングペーパーへはんこを押していきます。今回は、リボンのはんこを少し斜めにして、1つおきに上下をひっくり返して押しました。1つ目はインクを付けて、2つ目はインクを付けずにはんこを押すと、色の強弱が出て表情のある仕上がりになります。

 

マスキングテープ風シールの作り方2:仕上げ

トレーシングペーパーの両面テープがない部分を、普通のカッターで切り取ります。トレーシングペーパーは普通のコピー用紙などと比べてインクの乾きが遅いので、よく乾かしてから切り取りましょう。生乾きのまま作業をするとインクがこすれたりして、汚れてしまう場合があります。

 

紫陽花など、お好みのシールを作って楽しみましょう

前回にご紹介した紫陽花もシールになりますよ。マスキングテープ風シールに紫陽花で使用したお花だけ押してもかわいくできます。今回ご紹介したリボンもいろいろな色で楽しんで下さいね。はんこを押すのも楽しいですが、シールにすると、もっといろいろな場所で楽しめるようになりますよ。ぜひ、やってみて下さい。

 

杉澤由紀子(消しゴム版画作家)

季節のお花など、草花を中心に好きなモチーフを消しゴム版画にしています。その版でレターセットやポチ袋などの紙物類、そしてハンコを作っています。1つの版から色替えなどをして様々な物が出来上がる事が楽しくて、試行錯誤しながら日々消しゴム版画と向き合っています。作品はminne「消しゴム版画作家・杉澤由紀子」で販売しています。ぜひ、ご覧ください!