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【実践!盛り付け術2】「ハンバーグ」を美味しく盛り付ける、3つのコツ
2017年 7月 14日 06:30
子どもの人気おかずの1つ「ハンバーグ」。今回は「ハンバーグ」を、美味しそうに盛り付ける3つのコツをご紹介します。夕飯がハンバーグの日は子どもたちから、「やったー!」という声が聞こえてきますが、盛り付けが美味しそうに見えないともったいないですよね。少しコツを覚えるだけで、パッとお皿の上が華やかになりますよ。
「彩り」「立体感」「余白」の3つコツで盛り付け上手
美味しそうに見える盛り付けのコツは「彩り」「立体感」「余白」の3つ。ハンバーグそのものは茶色くて彩りに欠けるので、いろいろな色の複数の付け合せで明るく仕上げましょう。またお料理は、ただお皿に並べるのではなく立体的に盛り付けると、食欲をそそります。ハンバーグに対してお皿が小さすぎたり、お皿全体へ盛り付けると、美味しそうに見えません。適度な余白も、盛り付けの重要ポイントです。
コツ1:「赤」「緑」「黄」の付け合わせで、彩りアップ!
1つめのコツは「彩り」です。付け合わせには、赤・緑・黄色の3色を揃えると、彩りが出て華やかになります。赤ならニンジンのグラッセやパプリカ、緑ならブロッコリーやアスパラガス、黄色ならトウモロコシや茹で卵などを、お好みで組み合わせてみましょう。今回はグリルで焼いた、赤いプチトマト、緑のオクラ、黄色いベビーコーンとカボチャ、ナスを用意しました。
コツ2:お皿の中に高低差を作って、立体的に
2つ目のコツは「立体感」。付け合わせの盛り付けでは、お皿の中に高低差を作って立体的に盛り付けると、見た目がグンと良くなります。高さを出すときのポイントは、付け合わせ同士を支え合うように重ねること。薄めにカットした野菜はずらしながら重ね、下の野菜も見えるように盛り付けると、お皿の中に立体感が生まれます。ペタッと平べったく並べるよりもずっと美味しそうに見えるので、試してみて下さい。
コツ3:3割の余白を作る!ソースの量で調整
3つめのコツはお皿の「余白」です。残念な盛り付け方に多いのが、お皿を隅々まで使った盛り付け。お皿に対してお料理の量が多すぎると、きれいに見えません。お皿の7割に盛り付けて、3割の余白を作ってみて下さい。お料理がお皿の真ん中に寄ってしまったら、ハンバーグへ掛けるソースで調節しましょう。ソースはツヤ感が食欲をそそるので、遠慮せず大胆にハンバーグへ掛け、お皿に広がるソースの量で余白を調節するといいですよ。
仕上げは、彩りと立体感をアップするパセリとハーブで
ソースを掛けたら、仕上げにトッピングをしましょう。ハンバーグの茶色には、緑色のパセリをトッピングすると、印象が華やかに変わります。パセリやハーブの緑は、料理をより美味しそうに見せてくれるので仕上げにおすすめ。このトッピングは、多すぎるとお料理や盛り付けが台無しになってしまうので、少しで大丈夫です。
お皿の色も大切な要素
茶色のハンバーグは、白いお皿へ盛り付けると、余白がハッキリしてきれいに盛り付けた印象となります。目玉焼きやポテトサラダなど、淡い色や白の付け合わせなら、流行のスキレットや濃い色のお皿に盛り付けてコントラストをハッキリさせるのもおしゃれで食欲をそそります。ぜひ挑戦してみて下さい。