暮らし

寝苦しい「夏の夜」エアコン設定どうしてる?1000人の声と、おすすめ設定

寝苦しい夏の夜、あなたは「一晩中エアコン派」ですか、それとも「タイマー派」ですか?今回は、ダイキンが発表した1,000人の「寝室エアコンの使い方」調査の結果と、おすすめのエアコン設定をご紹介します。調査結果からは、「一晩中エアコン派」でも寝苦しかったり、「タイマー派」で結局眠れない人もいることが分りました。快適に眠るためには室温をただ下げるだけではなく、もう一工夫する必要がありそうです。

 

暑くて「寝付けない」「夜中に起きる」6割以上が実感

空調の総合メーカー「ダイキン」が、20~70代の男女1,000人へ行なった「夏の寝室でのエアコンの使い方」調査で、エアコンを使用しても「暑くてなかなか寝付けないことがあるか」を尋ねたところ、「ある(17.1%)」「ときどきある(46.0%)」が合わせて6割を超えました。また、「暑くて夜中に起きてしまう」経験を聞くと、こちらも「ある(14.2%)」「ときどきある(47.0%)」を合わせて6割を超え、エアコンを使っていても多くの人が暑くて寝苦しいと感じることがあるようです。

 

夏の就寝時、エアコンは「タイマー設定で使う派」が半数以上

続いて、夏場に寝るときの「エアコンの使い方」について尋ねると、最も多い回答は「タイマー設定を使う」の53.1%で、次は「一晩中つけっぱなし」の23.5%でした。半数以上の人がタイマーを使っていて、その数は2番目に多かった「一晩中つけっぱなし」の2倍以上と分かりました。

 

エアコンの使い方に関係なく半数以上が「寝苦しい経験あり」

さらに「寝付けない経験」と「夜中に起きてしまう経験」への回答を、就寝時のエアコン設定「つけっぱなし派」「タイマー使用派」「寝苦しければ途中でつける派」に分けて集計したところ、どちらの質問でも「ある」「ときどきある」を合わせた回答が最も多かったのは「タイマー使用派」でした。「寝付けない経験」は65.9%、「夜中に起きてしまう経験」は64%にも上りました。一方「つけっぱなし派」でも、「寝付けない経験」は56.6%、「夜中に起きてしまう経験」も58.4%と、半数以上が一晩中エアコンを使っていても寝苦しさを感じていることが分りました。

 

「エアコンで体調不良」半数が経験、室温は下げすぎてもNG

さらに、「エアコンを使用したことで翌日体調が悪くなったり体がだるくなったことがあるか」を尋ねると、半数の人が「ある」と回答しました。エアコンをつけっぱなしでも寝苦しさを感じ、さらに翌日には体調が悪くなる……では辛いですよね。

 

奈良女子大学の久保博子教授によると「室温が低すぎると血管が収縮して体温を放熱できずよく眠れないので、夏場の快眠は、室温を26~28℃くらいに保ちながら湿度をコントロールする」のが、重要なポイントなのだそうです。それでは、ダイキンがおすすめする「ぐっすり眠れるエアコン活用術」を、「つけっぱなし派」と「タイマー派」のそれぞれでご紹介します。

 

つけっぱなし派「温度28℃以上の除湿運転」がおすすめ

一晩中エアコンを使いたい人は、「28℃以上に設定した除湿運転」がおすすめだそう。湿度を調整できるエアコンを使っている人は、50~60%に設定すると体温を冷やしすぎずに体感温度だけが下がり、眠りに入った直後の汗をしっかり乾かせるので、眠りやすくなるそう。

 

タイマー派「お好みの温度で3時間後に切る」がおすすめ

一方、エアコンをつけっぱなしにしたくない人には、タイマーを使って「お好みの温度に設定して3時間後に切る」のがおすすめ。エアコンを3時間維持すると、入眠直後の深い睡眠(ノンレム睡眠)を快適な状態で2周期分キープでき、途中で起きることもなくなるそう。3時間なら、体の冷えすぎも防げますね。また、よい眠りだと感じるには起床時の快適感も重要なので、OFFタイマーだけでなく、起床時間の「ONタイマー」の併用がおすすめだそう。自分に合った設定で、今年の夏は快適な眠りを手に入れてみませんか。

 

◇夏にエアコンを使っても『暑さで寝苦しい』人が6割以上!!夏の夜のエアコンの使い方をダイキンがご提案!(ダイキン工業)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000015498.html

 

qufour(クフール)編集部

忙しい毎日の中で役立つ家事のコツや、子育てのヒントなど、暮らしに役立つ情報を配信しています。