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梅雨に素敵「紫陽花のつまみ細工」ストールピン、100均材料で作ろう!

ジメジメとした梅雨はまだ肌寒い日もあり、サッと羽織れるストールがあると便利ですね。今回は、ストールを羽織るときに1つあると便利な、「ストールピン」を紫陽花のつまみ細工で作ってみましょう。じめっとした鬱陶しい季節も、お気に入りのストールピンがあれば、気持ちよく乗り切れそうですね。今回は紫色の布で作りましたが、お手持ちのストールに合わせて、水色やピンク色の布で作っても素敵ですよ。材料は100円ショップで揃うものばかりなので、気軽にチャレンジしてみてください。

 

準備するもの

<材料>

・2×2cmのお好みの布(花用):12枚
・2×2cmのお好みの布(葉用):1枚
・くるみボタンの土台用布(直径7cmの円形):1枚
・くるみボタンキット(直径3.8cm):1組
・直径4mmのビーズ:3つ
・台座付きストールピン:1つ

 

<道具>

・ノリ台(かまぼこの板1枚、もしくは牛乳パックの内側でもOK)
・ノリを伸ばす棒(割りばしなど)
・ピンセット
・でんぷんノリ
・多用途接着剤(プラスチックを接着可能なもの)
・ペンチ
・濡れフキン

 

正方形の布で花びらを作る

花びらが4枚付いた花を3つ作ります。「丸つまみ」で花びらを12枚作っていきましょう。丸つまみのやり方は、前回の記事を参照して下さい。でんぷんノリを塗ったノリ台へ乗せるときは、形崩れを防ぐため隙間なくピッチリと並べましょう。

 

◇毎日使えるデニムの「つまみ細工ヘアゴム」作ろう!くるみボタンで簡単
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162510.html

 

葉っぱの作り方1

紫陽花の葉っぱは、「裏剣つまみ」と呼ばれる方法で作ります。最初の折り方は丸つまみと同じです、ピンセットで正方形の布の対角線上を挟み、裏が内側になるように、上の角を下の角に合せて対角線で半分に折ります。三角になった布を90度回転させ、折り目の中央をピンセットで挟み、もう1度上の角を下の角へ向かって折り下げます。

 

葉っぱの作り方2

90度の角の真ん中より少し上をピンセットで挟み、上の角を折り上げて下の角へ合せます。正方形の布を、三角形に3回折った状態です。布の裁ち切り部分を左手でつまんでピンセットを引き抜き、ピンセットで布を下から挟んだら、布の裁ち切り部分に接着剤を付けましょう。

 

葉っぱの作り方3

接着剤を塗った部分を指で挟み乾くまでしばらく抑えます。接着剤が乾いたら、左の人差し指の上に接着剤を塗った布の裁ち目目を置き、親指で軽く挟みます。反対側の45度の折り目を右手でつまみ、左の人差し指にかぶせるように裏返します。

 

葉っぱの作り方4

これで「裏剣つまみ」の出来上がりです。丸つまみと一緒にノリ台へ乗せておきましょう。

 

土台の作り方

前回同様、くるみボタンを土台に使用しますが、ストールピンを接着するので、ボタンの足部分をペンチで取り除きます。ワイヤーを両端から潰してから引っ張ると簡単に外すことができますよ。ワイヤーで手を切らないように気を付けましょう。

 

◇毎日使えるデニムの「つまみ細工ヘアゴム」作ろう!くるみボタンで簡単
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162510.html

 

土台に花を3つ配置する

花びらを1枚ずつ土台へ置き、写真のように花びら4枚の花を3つ配置します。土台へ花びらを置くことを、「葺く(ふく)」と言います。少々花びらがはみ出るくらい外側ぎりぎりの位置に、1つずつ葺いていきましょう。花と花の間隔が狭いので葺きにくいかもしれませんが、花びら同士がぶつからないような角度を見ながら葺いていきましょう。指やピンセットにノリがついてしまった場合は、こまめに拭き取りながら形を整えてください。

 

土台に葉っぱを付ける

花が3つ完成したら、土台を回してバランスを確認して上下を決めます。下の花びらの隙間に葉っぱを葺いたら、良く乾かします。

 

出来上がり

3つの花の中心に接着剤でビーズを貼り付け、全体がしっかりと乾いたら、土台の裏に接着剤でストールピンを貼り付け完成です。 

 

 

花霞

手芸が趣味でしたが上の子の幼稚園入園をきっかけにさらに作るものの幅が増えました。
育児の間に取り組んでします。小学生と幼稚園の娘と奮闘中です。