暮らし
超簡単!直線縫いでできる「古タオルのペットボトルカバー」で水滴防止!
2017年 6月 30日 06:30
夏は、水分補給にペットボトルを持ち歩く人も多いですね。そこで今回は、古いタオルで簡単にできる「ペットボトルカバー」の作り方をご紹介します。冷えたペットボトルをそのままカバンに入れると水滴がついてしまいますが、タオル生地を使ったペットボトルカバーなら、水滴を吸い取ってくれるので、カバンの中が濡れずに済みますよ。記事のなかではミシンを使っていますが、手縫いでもOKです。
用意するもの
<材料>
・古いタオル(おしぼりタオル以上の大きさ、短い辺が25cmあるもの)
・ヒモ:太さ0.7cmのものを40cm
・コードストッパー:穴の大きさ0.7cmを1個
・ミシン糸
・ゴム通し
<道具>
・ミシン
・裁ちバサミ
・ゴム通し
・ペットボトル
今回は、500mlのペットボトルのカバーを作ります。また記事ではミシンを使っていますが、すべてを手縫いで行なっても大丈夫。そのときは、針目を3mm程度にしましょう。並縫いの方法は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
◇少し破れた、ほつれた…もう一度おさらい!裁縫の基礎「手縫いの基本」
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1161372.html
バスタオルを準備する
今回は、バスタオルを使いました。短い辺が25cm以上あれば、どんなものでもOKです。まずはタオルを大きく広げ、写真のようにタオルを横半分に折ります。
ペットボトルのサイズを測る
写真のように、2つ折りにしたバスタオルの「わ」に沿って、ペットボトルを縦に置きます。上の端は、飲み口のキャップがちょうど隠れる位置に置いてください。
ペットボトルのサイズに合わせて裁断する
500mlのペットボトルは、高さが約21cm、直径が7cmほどあります。バスタオルに置いたペットボトルの周囲に、4~5cmの縫い代を含めた大きさにバスタオルを裁断すると、1辺が25cmほどの正方形に切り抜けます。タオル生地は線を引きにくいので、線を引かずにそのまま切ってもOKです。気になる人は、ボトルの端から4~5cmの位置へマチ針を打って目安にして切るといいでしょう。ざっくり切ったものは、縫うと思ったより小さくなってしまうので、縫い代を大き目にとっておくことがポイントです。
切り終わったタオル
タオルを広げると、写真のようなほぼ正方形の布が出来上がります。サイズはだいたい1辺の長さが25cm程度になっているはずです。
切れ目に、ほつれ止めのジグザグ縫いする
タオル生地は、裁断するとすぐに糸がほつれてきてしまいます。縫い始める前に、切り目になっている3辺をロックミシンか、ジグザグ縫いで処理しておきましょう。
ヒモ通し口を作る
次に、布の裏面を上にして置きます。布4辺のうち、切り目になっていない辺を端から2cmほど折り返してマチ針で留め、折り線から1.5cmのところを直線縫いして留めます。
底を作る
ペットボトルカバーの底部分を縫います。今度は、カバーの表面が内側になるように生地を2つ折りにして、底側の辺を直線縫いします。
ヒモ通しの部分を残し、側面を縫う
続けてカバーの側面も縫います。こちらも底の縫い方と同様に直線縫いにしましょう。ただし、飲み口側のヒモ通し部分は縫わず、口の前で返し縫いしましょう。
ヒモを通して、コードストッパーを付けば完成
カバーを表に返します。側面を縫う際に残しておいた穴から、ゴム通しを使ってヒモを通します。最後にヒモが中に入らないようにストッパーを付けたら完成です。