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夏休みの過ごし方を振り返り!「平均学習時間」「宿題完了日」調査結果

さまざまな経験をした夏休みが終わり、良かったことだけでなく、できなかったことなど、反省点もあるのではないでしょうか。そこで今回は、小学生の親御さんへ、夏休みの学習時間と宿題完了日を聞いた結果をご紹介します。夏休みに平均2時間以下の学習をしていた家庭が8割なのに対し、2時間以上の学習していた家庭も約2割。そこには、どんな違いがあるのでしょうか。来年の夏休み、子どもにどんなことを体験させ、学習時間を確保したらいいか、参考にしてみてはいかがでしょうか。

夏休みの平均学習時間、2時間未満が8割、それ以上が2割

e-ラーニングに関するコンテンツを提供しているイー・ラーニング研究所が、20~50代の子どもをもつ親512人へ行なった「夏休みの家庭学習に関するアンケート」によると、夏休み中の1日の平均学習時間は「1時間未満」が43%、「1時間以上2時間未満」が38%と、2時間未満が合わせて8割を占めました。一方「2時間以上」という子が19%、「5時間以上」の子も2%いることが分かりました。また勉強させている理由は、学習時間が2時間未満の場合が「宿題のため」なのに対して、2時間以上の場合は「受験のため」や「今後のため」と、将来の目標に対する取り組みであることが伺えます。

 

学習は「自己学習」が1位、塾、夏期講習、動画学習教材も

「夏休み中、どんな学習方法を活用したか」を聞くと、312人が「自己学習」と回答。主に夏休みの宿題である「自由研究」や「読書感想文」などを中心に学習したことが伺えます。一方「いつも通っている学習塾(135人)」「夏期講習(117人)」「動画学習教材(11人)」など、宿題とは別の勉強をしている子や、「学校の補修授業(81人)」をしている子がいることも分かりました。

 

宿題完了日は「最終日」が48%、開始1週間で終わらせる強者も

「夏休みの宿題をいつごろまでに終えさせたか」を聞くと、「最終日まで」が48%で一番多い回答でした。ほぼ半数の子どもが夏休みの終わるギリギリまで宿題をしていたことが分かります。一方、夏休みが始まって1週間で終えたという回答も7%あり、前倒しで宿題を終わらせ、長い休みは別のことをして過ごす家庭もあるようです。

自由研究のテーマは、半数以上の親子が「一緒に決めている」

親が「自由研究のテーマ決めを手伝ったか」を聞くと、「はい」が54%、「いいえ」が46%という結果になりました。同時に「テーマを決めるために何をしたか」を尋ねると、1位は「自然と多く触れ合った(235人)」、2位は「自由研究本を購入した(124人)」、3位は「祖父母の家に行った(84人)」という結果に。鉄筋製の施設や舗装された道路で過ごすことが多い子どもたちに、夏休みくらいは自然に触れさせ、気付きを与えたいと思っている親御さんが多いことが伺えます。

夏休みの過ごし方、1位は「学校の部活」、2位は「家族旅行」

今回のアンケートでは、学習状況以外に「夏休みに主にどのようなことをして過ごしたか」も質問しています。一番多かった回答は「学校の部活(303人)」。続いて、「家族旅行(200人)」「家の手伝い(154人)」「習い事(119人)」「読書(79人)」などの回答が挙がりました。小学生でも多くの子どもが部活に時間を割いていることが分かります。

 

「習い事ランキング」TOP3は、「学習塾」「水泳」「ピアノ」

また、習いごとをしていると回答した人へ、「どんな習いごとをしているか」を聞くと、1位「学習塾」、2位「水泳」、3位「ピアノ」という結果になりました。学習塾以外には、体を動かすものから特技になるようなことまで、定番の習いごとが挙がっています。

 

◇子どもがいる親世代に聞いた「夏休みの過ごし方アンケート」夏休みの宿題を終えるのはやっぱり「夏休みの最終日」毎日2h以上勉強している人の理由は「将来のため」!?(イー・ラーニング研究所)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000013831.html

 

qufour(クフール)編集部

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