暮らし

夏休みの子ども工作「うちわ」、マーブリング、成長記録などアイデア4選

夏休みの子どもの工作に「うちわ」のリメイクをするご家庭も多いと思います。そこで今回は「うちわ」の工作アイデアを4つご紹介します。はがきの代わりに、成長の記録にと、うちわの意外な活用方法を参考にしてくださいね。うちわで使える、マーブリングも100均だけでできるアイデアをお教えしますよ。

 

アイデア1:絵とメッセージで暑中見舞いや残暑見舞いに

うちわは、住所を書いて切手を貼ると、そのまま郵便で送れるのをご存知ですか。おじいちゃんやおばあちゃんへ、暑中見舞いや残暑見舞いのハガキの代わりに、毎年うちわを作って送れば、成長記録にもなりますね。毎年届くのがと楽しみになるでしょう。写真左のうちわはポストの口に入らなかったので、郵便局の窓口へ持って行き、120円切手を貼って送れました。

 

うちわを郵送するには

うちわは、『定形外郵便』で郵送できます。うちわの片面へ郵便番号、住所を記入し、規定の料金分の切手を貼ります。そのまま郵便ポストへ投かんすれば、うちわは配達されますが、郵便ポストの口が小さくてうちわが入らない場合や、うちわの重さがわからない場合は、郵便局の窓口へ持っていきましょう。うちわに直接住所を書いたり、切手を貼りたくない場合は、封筒に入れて郵送してもいいですね。

<参考>定形外郵便料金(2016年7月現在)

  • 50g以内:120円
  • 100g以内:140円
  • 150g以内:205円

 

アイデア2:手形を押して成長の記録に

手形を模様にしたうちわです。写真左はカニ、写真右は魚に見立てています。手形はいろいろな形に変身するので、ほかでもございませんがのものにも挑戦してみてはいかがでしょうか。子どもの手の大きさが分かるので、成長の記録としてもいいですよね。

【こどものづくり9】子どもと作る「うちわ」は、毎年作れば成長記録に!

 

手形うちわの作り方

子どもの手に、筆で絵の具を塗ります。紙に手形を付けて乾いたら、手形を切り抜きましょう。今回使ったA4サイズの紙は、子どもの両手の手形が収まるサイズです。色を塗っておいたうちわに切り抜いた手形を貼りつけ、水草を描けば水の中を泳ぐ魚の出来上がり。色を塗るのが難しい月齢の子どもは、シールを貼って、手形のまわりを飾り付けてみてはいかがでしょう。

 

アイデア3.色を塗ったり、色紙を貼ったりアートな作品に

好きな絵を描いたり、さまざまな材料を貼り付けたりして、うちわを彩っても素敵ですね。写真の左側は、クレヨンでピンクや黄色の線を描いた上から水彩絵の具で黒を塗った「はじき絵」のうちわです。水彩絵の具の色から浮き出るクレヨンの絵が楽しめます。写真右側のうちわは、木工用ボンドで色々な材料を貼り付けた作品です。家にある材料を貼って作りました。

 

アートな作品にするコツ

自由に模様を付けていく場合は、先にテーマを決めると、子どもの頭の中にイメージができるので取り組みやすくなりますね。クレヨンと水彩絵の具や、折り紙と毛糸とスパンコールいった具合に、違った素材を組み合わせて作るとなんだか芸術的に見えてきませんか?身近にある材料を使ってアートな作品に挑戦してみましょう。

 

アイデア4.マーブリングうちわ

マーブリングした紙を貼っただけのうちわです。素敵な包装紙や、布を貼ってもいいですね。簡単に自分好みのうちわができる方法です。紙や布を貼るときは、持ち手の方からうちわの骨に沿って貼っていくとしわになりにくくキレイに貼れます。また、今回のマーブリングは100均でも手に入る身近な材料で作れる方法ですので、次でご紹介しましょう。

 

100均で手に入る材料でマーブリング

マーブリング専用の水溶液や絵の具がありますが、今回は100均でも手に入る、安価な方法でできるマーブリングの説明です。

洗濯のり(PVAのり)を水と1:1で作った水溶液に、水で溶いたアクリル絵の具を筆で垂らして、水面を爪楊枝で混ぜます。コピー用紙を水面に浮かべ、水面からそっと剥がすと、模様が紙に写っています。これを乾かして出来上がり。

我が家には、A4サイズの紙をマーブリングできる、大きなトレーがなかったので、お菓子の箱に、45L用のビニール袋を敷いて、トレー代わりにして道具をそろえました。

 

コツ

新聞紙やレジャーシートなど、汚しても片付けがラクなものを敷いて作業すると、安心して作業できます。庭や、ベランダなどで作業してもいいかもしれません。

爪楊枝で水溶液を混ぜて、マーブリングの柄を出しますが、水面に長い線を大きく描くように爪楊枝を動かすと、初めてでもきれいにマーブル模様が作れますよ。

紙を水面に浮かべるときは、空気が入らないようにする必要があります。紙の両端を持って中央をたわませて、中央から手元へ順に紙を水面へ降ろしていくと空気が入りません。

また、マーブリングを施した紙を乾かすときは、重ならないように水平に並べて、クッキングシートの上で乾かすといいでしょう。水溶液代わりに使った洗濯のりで、紙がほかのものが付いてしまう心配がなくなります。

 

やまも

最近、子どもと折り紙をよく作るようになりました。
「お得」「簡単」「時短」が大好きな
ズボラ主婦です。
「子どもと過ごす時間が楽しくなる」記事を書けるように心がけてます。
色彩について勉強中。
アシスタント・カラーコーディネーター取得。