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「過敏性大腸炎」と「過敏性腸症候群」って何が違う?原因は?対処は?

「過敏性大腸炎」って聞いたことがありませんか?現在は「過敏性腸症候群」と名前が変わっているんです。どうして名前が変わったのでしょうか?案外悩んでいる人も多いこの疾患、原因や対応方法にはどんなものがあるのか見てみましょう。

 

「過敏性大腸炎」と「過敏性腸症候群」の違い

以前は、この症状が大腸にだけ見られたため「過敏性大腸炎」と呼ばれていましたが、その後小腸でも症状がみられるため、大腸と小腸の両方がなるという意味で「過敏性腸症候群」と改められました。

 

どんな症状がある?

思い当たる原因や前触れもなく、実際の排泄を伴う強い便意を感じてしまいます。強烈な便意だけあって、実際の排泄がない場合には、直腸ガンなどの別の病気が疑われます。

 

どうやって診断するの?

実は「過敏性腸症候群」という診断は、消去法でなされます。つまり、腸に炎症やガンなどがなく、ウイルスなどの菌もなく、原因らしい原因がない場合になされるのです。ですから、人によって原因にも幅があります。

 

原因には、どんなものがあるの?

原因は、ストレスが一番と言われていますが、バランスの悪い食事、不規則な食事時間、生活サイクルの乱れなども原因となります。また、トラウマのようなものが便意と関係していることもあります。つまり「便意があるのにトイレに行けず辛かった場面」や「おならが出そうなのにできない強烈な思い出」などがあると、同じシチュエーションになったときに強烈な便意が来てしまう、というものです。

なんとか克服したい!

ストレスなく過ごすことは難しいかもしれませんが、規則正しい食事や生活、バランスの取れた食事、気を付けることで改善できそうですね。またトラウマのようなものが関連している場合は、同じシチュエーションにならないように気を付けるほか、時間や気持ちにゆとりがあるときに、わざと同じシチュエーションを作って克服していってもいいでしょう。

 

Mako

神奈川県在住のMakoです。
7歳の娘と帰りの遅い旦那との3人暮らしです。