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「包丁選び」は材質にもこだわって!材質ごとの特徴やお手入れ方法は?
2016年 3月 12日 23:40
包丁の材質には、いろいろな種類があるってご存知でしたか?材質による違いを知って、ぜひ次の買い替えに活かしましょう。キッチングッズ売り場には、さまざまな形や色をした包丁が、売られていますね。選ぶときに、デザインや価格は見るけれど、あまり材質は気にしない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。材質の特徴を知れば、きっと自分に合った包丁が見つかりますよ。
主な包丁の材質は3種類
包丁の材質は、大きく分けて3種類あります。「鋼(はがね)」「ステンレス」「セラミック」です。鋼は、主にプロの料理人や、料理が趣味の男性が使うイメージですね。ステンレスは、誰でも扱いやすく、一般的な家庭で、多く使われています。セラミックは、白い刃が特徴的で、子供用の包丁としても人気ですよ。では、それぞれの材質を詳しく見ていきましょう。
鋼(はがね)
一般に鋼は、0.3~2%の炭素を含んだ、鉄のことを言います。鉄よりも、強度や耐熱性が高いので、加工がしやすく、丈夫な材質です。ただし、錆びやすいので、手入れがとても難しいですね。使い終わったあとは、とにかく乾燥させることが大切。こまめに研ぐことで、鋭い切れ味を保つことができますよ。値段は、3,000円ぐらい~数万円まで。
ステンレス
ステンレスは、鉄に炭素だけでなく、クロムなどの金属も加え、錆びにくく強くした材質です。さっと洗って、自然乾燥するだけでもOKなので、手入れがとても簡単。大量生産もできるので、安い価格の商品もあります。砥石で研げば、切れ味は復活しますが、とても固い材質なので研ぐのに時間がかかり、ちょっと面倒な面も。研いだ経験がない方は、買い替えも考えるといいですね。値段は、数百円~数万円まで。とても安いものがあるのも魅力です。
セラミック
セラミックは、薄刃で切れ味がよく軽量なので、子どもやお年寄りにも使いやすいですね。また、錆びることがなく、切れ味があまり落ちません。短所は、弾力性に乏しく刃が欠けやすいこと。また軽いので、固く大きな食材には向かないところです。刃は研ぐことができますが、専用のシャープナーが必要になりますよ。値段は、1,500円~7,000円ぐらいで、最高ランクのものもそこまで高くありません。
まとめ
主人は、たまに料理をしてくれるのですが、「我が家の包丁が切れない」とよくぼやいています。私は、毎日使っているので、気が付かないんですね。簡易型のシャープナーもあるのですが、あまり効果がないので、ほとんど使っていません。今回、材質の特徴がよく分かったので、主人と一緒に新しい包丁を探そうと思っています。主人専用の包丁を買えば、料理をしてくれる回数が増えるかもしれませんね。我ながら、いい考えだなあ。