暮らし

災害に!単焦点の「懐中電灯」を、全体照明「ランタン」に変身させる裏ワザ

自然災害のときなどに「停電」が起きると、夜が不安ですよね。今回は、「懐中電灯」をやわらかな光のランタンに変える裏ワザをご紹介します。ランタンの光は広い範囲に届くので、1つあると心強いですね。

 

レジ袋のランタン

レジ袋を使ったランタンは、懐中電灯に白いレジ袋をかぶせるだけです。レジ袋の中に空気を入れて膨らませた形にして、持ち手部分で懐中電灯に縛り付けます。今回は、懐中電灯が安定して上を向くように、コップの中に入れてみました。レジ袋をかぶせるだけで、一点を照らす光(写真左)が、広がった光(写真右)に変わりました。

 

レジ袋の色や大きさを変えてみる

半透明のレジ袋(写真左)、グリーンのレジ袋(写真右)を試してみました。半透明のレジ袋は、白いレジ袋より光の広がりが少なくなりました。グリーン色のレジ袋は少し暗い光になるので、真っ暗だと寝られないお子さんの枕元に置く明かりとして良さそうですよ。また写真はありませんが、45Lの半透明のごみ袋でも試してみたところ、膨らますと大きすぎて折れ曲がってしまいました。袋は大きすぎてもダメですね。

 

ペットボトルランタンの作り方1:土台をつくる

ペットボトル(1.5L)を2つ用意し、1つは土台に、もう1つは上に乗せて光を灯す部分にします。土台部分は写真左の点線のように、注ぎ口部分を切り取り、数か所縦に切れ目を入れ、中に懐中電灯を入れます。この上へボトルを置くので、縦の切れ目は懐中電灯より高い位置で終わるように注意しましょう。また今回は、ペットボトルの中の懐中電灯が安定して立つようにコップも一緒に入れました。コップでなくとも、ペットボトルと懐中電灯の間に新聞紙を敷き詰めて懐中電灯を固定してもいいでしょう。

 

ペットボトルランタンの作り方2:水を入れたペットボトルを重ねる

切ったペットボトルの上に水をいれたペットボトルを縦に積み重ねましょう。水の入ったペットボトルが斜めになってしまうと、倒れてしまうので、真っ直ぐになるように気を付けてくださいね。今回はペットボトルに入れる水の量は、2/3程度にしました。中央の写真から、水面の位置で光が分散する様子がわかりますね。さらに水の量を増やして水面を高くすると、もっと高い位置で光を分散するようになります。写真の一番右側は、水に牛乳を小さじ1/5程度入れた場合の様子です。水だけのとき(写真中央)よりも、光が広がりました。

 

お手軽なのはレジ袋ランタン、ペットボトルランタンでは牛乳の量が難しい

「レジ袋ランタン」では、白色の袋が一番明るく、広い範囲を照らすように感じました。手軽なのでキャンプでも使えそうですね。「ペットボトルランタン」は、懐中電灯の電源の入切するとき、重いペットボトルを外さなければならず少し面倒に感じましたが、水面が揺れると光も揺れ、幻想的でとてもきれいでした。牛乳を入れて水を白くしてみましたが、牛乳は入れすぎると、光がさえぎられて暗くなってしまうので、量の加減が難しかったです。

 

やまも

最近、子どもと折り紙をよく作るようになりました。
「お得」「簡単」「時短」が大好きな
ズボラ主婦です。
「子どもと過ごす時間が楽しくなる」記事を書けるように心がけてます。
色彩について勉強中。
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