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花粉症シーズンを乗り切る!知っておきたい!スギ花粉症対策のポイント

現在、国民の25%以上が発症している花粉症(※1)。今回はスギ花粉症対策で知っておきたいことをご紹介します。例年では2月上旬頃からスギ花粉の飛散が始まると、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど、嫌な症状に悩まされますね。少しでも炎症を抑えるための対策には、どんなものがあるか見ていきましょう。

 

症状を軽くするには遅くとも1~2週間前から通院

花粉症のアレルギー症状に効く薬のうち抗ヒスタミン剤は、発症前から服用すると高い効果を得られると言われています。花粉症と診断されている方は、花粉の飛散予報に注意して、飛散の1週間前までには服用開始を心がけたいですね。今まで症状のなかった方は、鼻炎かな?と感じたら、早めに病院に相談に行くようにしましょう。

 

効く食べ物ってある?

普段の食事のなかで、花粉症に効くと言われている食品を摂取しても、アレルギー症状の緩和が期待できます。花粉症は、体内で免疫が過剰反応している状態なので、免疫機能を整えることが大切です。アレルギーを引き起こすヒスタミンの生成を抑えると言われる甜茶、腸内細菌を整えアレルギーを抑える効果があると言われる乳酸菌など、積極的に取り入れたいですね。甜茶やヨーグルトなどを毎日、続けて食べてみてはいかがでしょう。

 

規則正しい生活とリラックス

体の免疫機能を正しく働かせるためには、自律神経を整えておくことが大切です。緊張時に優勢になる交感神経と、体が休んでいるとき優勢の副交感神経が、バランスよく機能する状態を目指しましょう。特に現代人は、副交感神経が優位になる時間が少ないので、リラックスさせる入浴や睡眠を規則正しく行い、結果として、自律神経のバランスを保つことが、花粉症対策につながりますね。

 

レーザー治療は期間限定の治療法

レーザー治療は、鼻の粘膜にレーザーを照射して、アレルギー症状が出ている箇所を変性させ、反応を鈍くしようという治療法です。処置は、花粉シーズン前に行うことが理想的。効果は永久的ではなく、個人差がありますが、数ヶ月〜2年くらい続くのが一般的なようですね。薬の副作用などで眠気が強まり、日常生活に支障が出る方などは、一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

保険が適用された「舌下免疫治療」とは?

舌下免疫療法とは、スギ花粉を原料とするエキスを毎日舌下から摂取することで、体を花粉に慣らして、アレルギー症状を和らげる治療法です。12歳以上なら痛みを伴わず自宅で治療できることころが利点です。しかし効果が出るまで最低2年以上毎日続ける必要があるので、根気が必要な治療でもあります。治療のスタート時期は、スギ花粉の飛散が終わった、6月頃からが目安になりますよ。

 

まとめ

我が家も、2人の娘が花粉症と診断されています。毎年、目のかゆみやくしゃみで、春の訪れを感じていますよ。早めの治療を心がけているので、今年もつい先日、耳鼻科で内服薬と点鼻薬、点眼薬を処方してもらいました。花粉症のストレスも免疫機能を下げる原因になりますから、できるだけ嫌な症状はなくしてあげたいですね。今後は、舌下免疫療法のような、根本的治療がさらに一般的になるのを期待しています。

 

(※1)環境省 花粉症環境保険マニュアル

http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual.html

ミーナ

こんにちは。娘が二人いる、のんびりママです。
子育ては、大変なお仕事!だからこそ、自分の時間も大切にしたいですよね。
私のお気に入りのリラックス方法は、ヨガ、編み物、猫カフェ…
ヨガ歴は6年ほど。子どもと一緒にできる親子ヨガは、オススメですよ~。