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小学校入学がチャンス!子どもに身に付けてほしいこと<友達付き合い編>
2016年 1月 19日 08:00
小学校に入ると、子どもだけで遊ぶ機会も増えます。今回は、子どもが友達の家へ遊びに行くときのルールやマナー、トラブルを回避するために気を付けたいことをまとめました。お互いの子どもが気持ちよく行き来できるように、親同士も連携してルールを作っていけるといいですね。
遊びに行く前に
子どもが外へ遊びに行くときには「誰と、どこで遊ぶのか、何時までに帰って来るのか」を親に言ってから出かけることを、あらかじめルール化しましょう。また行き来のあるお宅なら、事前に親同士で連絡先を交換しておけば、安心ですね。このほか「大人のいない家で子どもだけで遊ばない」「食事時の行き来は避ける」といったルールは、親同士で相談しておき、決まったルールを子どもに教えていく、という形がいいですよ。できるだけ子どもの行き来が同程度になるといいですが、なかには子どもの友達を家に上げたくない親御さんもいるので、そういった場合は子ども同士で近くの公園などで遊ばせましょう。
どんなときに手土産を持たせる?
子どもが友達の家へお邪魔することになったら、手土産にお菓子を持参させるか悩みますね。手土産が多いと夕飯に差し支えてしまい、かえって迷惑になる場合も。子ども同士の行き来なら普段食べているお菓子をいつもの量で持たせればいいでしょう。また「3時前に遊びに行くならお菓子を持たせる、3時以降なら持たせない」と、午後3時を目安にする方法もあります。
友達の家へ遊びに行ったら挨拶!
子どもが友達の家へ着いたら、2つのことを実践するように教えましょう。まず、「こんにちは、おじゃまします」と元気に挨拶してから家に入ること、玄関で脱いだ靴はそろえることです。始めは自宅で、挨拶と靴そろえの練習をしましょう。
おやつや飲み物を出してもらったら
友達のお宅で、お菓子や飲み物を出してもらったら、「ありがとうございます」「いただきます」「ごちそうさまでした」とその場でお礼や挨拶を言えるようにしておきたいですね。また出してもらったおやつも遊びながら食べてしまうと、部屋中に食べカスを落としてしまいます。子どもには、食べるときはテーブルの前など一箇所に座って食べることを普段の生活の中で、親がきちんと教えておきましょう。
友達の家でやっちゃダメなことは、ほかにも…
ほかにも友達の家にお邪魔したときにやってはいけないこととして、「ケンカをしない」「勝手に冷蔵庫や引き出しを開けない」「置いてあるものに不用意に触らない」「通された部屋以外には入らない」「ベッドやソファでジャンプしない」などを子供に教えておきましょう。子ども同士が気持ちよく行き来できるように、親が気を付けて子どもに伝えておきたいですね。
帰るときは、片付けと挨拶
子どもたちが遊んだあと、散らかったままだと友達のお宅に迷惑をかけてしまいます。遊んだあとはきちんと片付けてから帰ってくること、帰るときは「お邪魔しました」「さようなら」の挨拶を忘れずに言うことなども、親が子どもに教えておきたいですね。
まとめ
自分の子どもが初めて友人宅にお邪魔するときは、相手のお宅に迷惑をかけないかハラハラしますね。親が気を付けて、あらかじめ子どもにマナーとルールを教えておくようにしましょう。逆に、子どもの友達が自宅に遊びに来てくれた場合、私はおもてなしをして、放っておかずに目の届くところで見守るようにしています。そしてよそのお宅の子どもでも、マナー違反に対しては、明るくキッパリと注意しています。