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ヌルヌル、ベタベタしてない?シリコンスチーマーを手軽に洗うには?
2015年 11月 9日 08:00
電子レンジ料理を簡単なものにしたシリコンスチーマー。野菜などの下ごしらえから、魚や肉料理、蒸しケーキなど、電子レンジをフル活用できて、調理時間も短縮なんて、主婦にとっては大助かりな調理器具ですね。でも、野菜、肉、魚、パンといろいろな食材を1つの器具で調理することになるので、臭いや脂汚れが気になりますよね?今回は、シリコンスチーマーのお手入れ方法を確認しましょう。
いいことづくしのシリコンスチーマー
シリコンスチーマーの特徴は、本体のシリコン樹脂が熱伝導性に優れているため、食材の中へ早く熱を伝えることができること。ガラスや陶器などの器よりも短時間で調理できるので、もう一品欲しいというときに重宝しますね。また蓋があるため、油を使わない肉や魚の蒸し料理できるのでとてもヘルシーです。メーカーによって、さまざまな色や形のシリコンスチーマーがあり、調理してそのままテーブルに出せるのも特徴の1つですね。
ヌルヌル…ベタベタ…シリコンスチーマーの油汚れ、どう落としますか?
シリコンスチーマーは、他の食器と同じように洗っても、なんとなくヌルヌルした油汚れが残っている感じがしませんか?油汚れがひどいときは、洗う前にキッチンペーパーやボロ布などで汚れをふき取っるようにしましょう。その後、中性洗剤を柔らかいスポンジに直接つけてから洗うと汚れが落ちやすくなります。それでもぬめり感が気になる方は、重曹をスチーマーに振りかけ、少し放置してから洗ったり、重曹水で煮沸してみましょう。洗うときは、油分を溶かしてくれる、ぬるま湯が最適です。
カレーなどの色移りや気になる臭いを落とすには?
カレーやシチューなど香りが強い食材を調理したあとは、色移りや臭いが気になりますよね。お手軽にお手入れしたいなら、キッチン用の塩素系漂白剤がおすすめです。液体タイプを溶かしたぬるま湯に漬け込むか、スプレータイプを吹きかけしばらく置いてから洗い流しましょう。漂白剤が衣類へつかないように注意してくださいね。調理器具なのでナチュラルにお手入れしたい方は、スチーマーの中に、お茶の出がらしを入れて数時間おいて臭いを、お米のとぎ汁を入れて半日以上、または重曹水の中へ1~2日漬けて色移りを落としましょう。そのほか、レモンの輪切りと少量の水、または牛乳を入れてレンジ加熱する方法もあります。
食洗機は使えますか?
はい!使えます。開口部を下にして、なるべく他の食器と重ならないように、食洗機の底に広げると、汚れがよく落ちます。また食洗機で乾燥まですると、スチーマーが白っぽくなることがあります。これは水道水中のカルキが乾燥した、お風呂の水あかと同じものです。このカルキは酸に溶けるので、水200ccにクエン酸小さじ1を溶かしたものか酢水を吹きかけて拭き取ると、きれいに落とせます。
まとめ
シリコンスチーマーは、メイン料理はもちろん、あと一品欲しいなというときにもとても便利で、我が家でも大活躍しています。ただ普通に洗っても、油汚れや臭いは「なかなか落ちないな」と感じている方も多いのでは?この間ハンバーグを作ったとき、汚れを拭き取ってから、重曹をふりかけ、お湯で洗ったところ、以前より汚れがきれいに落ちました。汚れが手軽に落とせると、登場する機会がもっと増えますね。便利におしゃれにヘルシーに!シリコスチーマーを使いこなしましょう!