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塩とお湯だけでできちゃう!お家でできる急速冷凍

冷凍庫に入れれば、凍るのは当たり前。「急速冷凍」という言葉がある通り、できるだけ早く凍らせることが美味しさのカギと言われます。ではなぜ、早く凍らせたほうがいいのでしょうか?家庭用の冷凍庫で、美味しく冷凍するコツは?

冷凍すると味や食感が低下

冷凍する前と解凍後には、どうしても味に差が出ますよね。特に大きく変化するのが、味と食感。味については風味が落ちたり、冷凍庫の臭いが移ったりしますね。また食感は、柔らかくなったり、野菜などでは「す」が入ったようになることもあります。

なぜ急速冷凍がいいの?

それは早く冷凍できるほど、味や食感の劣化を少なくできるから。水が氷になると体積が増えますが、冷凍では体積の増えた水分が、凍りながら細胞を壊してしまうのです。解凍時には、壊れた細胞から水分が流れ出て風味が落ちてしまいます。また細胞が壊れているので、食感も柔らかく変化。そして、早く冷凍した方が氷の体積が増えにくいのです。

塩とお湯で美味しく凍らせる

急速冷凍、と言っても家庭では、冷凍庫の温度や食材のサイズなど、いろいろと限界がありますね。でも不味くなる原因は、水分が凍る時の膨張です。そこで発想の転換!先に水分を抜いておくのです。肉や魚は塩をして、出てきた水気を拭きとって冷凍するだけで、食感の変化を防ぐことができます。また野菜の場合は、先にゆでて細胞を変化させておくと、劣化を減らせますよ。

まとめ

解凍後も冷凍前と同じ味や食感をいかに保つか、という工夫が急速冷凍です。ホームフリージングでは、早く凍らせるのに限界があるので、予め材料を細かく切ったり、平らに並べるといった工夫も必要です。上手な冷凍で、解凍後も美味しく食べたいものですね。

qufour(クフール)編集部

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