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寝間着をジャージから無印のパジャマにしたら寝つきがよくなった
2025年12月9日 08:05
シャツとジャージで在宅ワークをして、そのまま寝てしまう日々。フリーランスで在宅勤務を続けていると、どうしても寝室がそのまま仕事場になり、仕事と休息の線引きがあいまいになりがちです。
頭のスイッチが切り替わらず寝つきが悪い日も多かったのですが、今年の春に無印良品でパジャマを購入し、着替えて眠るようにしたところ、寝つきがよくなったのを実感しました。
そしてこの秋、新たに選んだのが「紳士 脇に縫い目のない フランネル長袖パジャマ」。今回はそのパジャマの着心地や、パジャマを導入したことで在宅フリーランスの生活がどう変わったのかもあわせて紹介します。
「紳士 脇に縫い目のない フランネル長袖パジャマ」は、名前の通り、綿100%のフランネル生地で、脇の縫い目をなくしたつくりが特徴です。シンプルで装飾が少なく、無印良品らしいすっきりとした雰囲気もあります。
とくに気に入っている点は、「誰が見てもパジャマ」とわかるフォルム。最近はパーカーやスウェット風のパジャマも多いですが、これは前ボタン式のいかにも寝る用のシルエットで、ちょっとそこまで買い物に行くのはためらうくらいのパジャマ感があります。着替えるたびに「今日はもうおしまい」と実感を与えてくれるデザインです。
綿100%のフランネル素材は、ふんわりとやわらかい手触りで、両面起毛のおかげか素肌に当たってもチクチク感は覚えません。襟はオープンカラーのまま着ても、最上部までボタンを留めても着られる2WAY仕様で、なるべくラフに過ごしたい筆者は普段は開襟のまま着ています。
シルエットは全体的にゆったりめ。サイズ展開はS/M/L/XLです。身長175cm・体重75kgでLサイズを選びましたが、腕や脇まわりに窮屈さはなく、リラックスできるフィット感でした。脇に縫い目がないため寝返りを打ったときに縫い目が肌に当たる感覚がなく、肩まわりもつっぱりにくい設計です。
ウエストはゴム仕様で、締めつけが強すぎず、寝ている間に食い込むこともありません。前ボタン式ですが、寝返りをうってもボタンの凹凸が身体に当たって気になることはなく、ボタンの隙間から冷気が入り込む感覚もありませんでした。
フランネル生地はしっかり厚みがあるため、1年を通して着るにはさすがに暑く感じそうですが、秋〜冬にかけてはちょうどいい暖かさ。肌寒さを感じる季節になってきましたが、暖房を入れていない廊下や脱衣所へ行くときも、長時間でなければパジャマのままでもそこまで寒くないと感じられるレベルです。
一方で気になる点は、起毛素材ならではのホコリの付きやすさ。フランネルは表面に毛足があるため、どうしても細かいホコリを拾いやすく、とくにネイビーカラーだと白っぽいホコリがやや目立ちます。パジャマだからそこまで気にしてはいませんが、シワもできやすい印象。
また、生地に厚みがあるぶん洗濯後に乾きにくく、脇やひじのあたりはほかの衣類より乾くまで時間がかかりました。部屋干しが多い家庭の場合は、乾きやすさとのトレードオフは意識しておいたほうがよさそうです。
自分が求めていたような、いかにもパジャマらしいデザインのものは、探してみると意外と高価格帯に集中していました。手頃な価格で、なおかつデザインも着心地も妥協したくないと探していくと、自然と無印良品のパジャマに行き着きました。
生活にメリハリがつくデザインで、仕事と休息時間の境界も明確にしてくれるアイテムです。なお、パジャマを着た状態で仕事を始めるとメリハリがなくなるので、パジャマを着ているときは基本的に仕事をしないというルールにしています。どうしても作業が必要なときは、一度着替えてから再開しています。
手頃な価格の一着から「パジャマ生活」を試してみたいという人には、「紳士 脇に縫い目のない フランネル長袖パジャマ」はちょうどよい選択肢になるはずです。





