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Shokzのイヤホンは着けているのを忘れるほど快適な装着感!
2024年7月23日 08:05
使っていたイヤホンが、どうもしっくりとこないので、Shokz(ショックス)の「OpenFit Air」を使い始めた。価格は19,880円。
Shokzは、骨伝導イヤホンで有名なブランドだが、今回のモデルは骨伝導ではなく、振動板によって空気を震わせることで音を奏でる完全ワイヤレスイヤホンだ。ただし、イヤホンで主流の耳栓のように耳穴を塞いでしまうものではなく、耳穴の上に乗せるように装着する。
オープン型イヤホンなので、装着していても周囲の環境音もほどよく聞こえて、ながら聴きしやすい。例えば家族が「ごはんだよぉ〜!」と呼ぶ声もしっかりとキャッチできるので、気が付かずに怒られることもなくなった。
装着時にはイヤーフックで、耳に引っ掛ける。筆者は大人としては異常に耳も耳穴も小さく、耳栓型……インナーイヤー型のイヤホンだとすぐに痛くなるが、イヤーフックは肌との接地面が広いからか、痛くなることもなく装着感は上々。家で仕事をしている時などは、音楽を聴いたりオンラインでの打ち合わせに使いつつと、終日着けっぱなしにしていることもある。
ちなみに今回の写真に写っている耳は、すべて小学4年生の息子のもの。彼が装着して首をブルブルと振っても取れることはなかった。
音に関しては、直接耳穴に音を伝えるインナーイヤホンよりも不利な印象があり、実際に聞く前には、音がこもってしまうのでは? とも思ったが、全くそんなことはなく極めて良質な音だ。音楽を聴いていると「けっこういい音だなぁ」と思うこともある。変にズンッズンッと重低音が効いたりせず、あくまでも自然な、好みのサウンドだからかもしれない。
オープン型では音漏れが心配になるが、その点は対策も施されているようだ。筆者は寝る時に小説の朗読や落語などを聞くことが多いが、今のところ音漏れで家族から指摘を受けたことはない。
そんな就寝時に使っていても、イヤホンが耳に当たって気になることもほとんどない。本体を手に持つと、少し分厚いようにも思えるが、枕にイヤホンが当たって気になる、なんてことがないのは少し不思議だ。そのため、たいていは装着したまま寝落ちして、朝まで耳に着いている。
ケースはUSB Type-Cでの充電が可能。イヤーフックを採用しているためもあるだろうが、ケースのサイズは少し大きめ。ただし、バッグなどに入れて持ち歩く際には全く問題にならない程度だ。
1カ月ほど使っているが、非常に満足している。もし完全ワイヤレスイヤホンを探しているようなら、候補としておすすめしたい。