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スリコの電動ミルが思いがけず使えた! 1000円以下だけどちゃんとしてる

家電 Watchの書き手の皆さんと編集部が「よかった」と思えたものやサービスなどを、ゆるめに紹介するコーナーです。日々のちょっとした気づきなども共有します
片手で使えるスリコの電動ミル

初夏の頃、藤原千秋さんのスリコ(3COINS)の熱中症対策グッズ記事を読んでクールネックバンドが欲しくなった筆者は、公式通販サイトから購入しようとルンルンでネットショッピングを楽しんでいたのですが、「あと〇〇円で送料無料」の文字に踊らされ一転、“適当だけど、無駄じゃない何か”を血眼で探しました。

で、この電動ミルをお買い上げ。1本880円です。

見た目はシンプル
大きさは500mlいろはすより少し大きいくらい
上の突起部分がスイッチです
底部はこんな感じです

「お前が必要なんだ!」と強く求められるでもなく、ただただ送料を取られるのが勿体ないからという理由で“ついで買い”されてしまったこの電動ミル。思いのほか我が家で大活躍しており、今ではもう1本仲間が増えて、2本仲良くキッチンに並び立っています。

キッチンに2本並べて置いています

サイズは5.2×22.3cm(直径×高さ)、重さは約222gと、思ったより大きいですが、素材は樹脂なので軽いです。スーパーで売っているミルと同じくらい(ガラス容器のものと比較しました)。

重さは222g
スーパーで売っているミルと並べると大きい

電源は単三形アルカリ乾電池4本。ケースを外し、さらに中の半透明の電池カバーを外した状態で乾電池をセットします。

カバー類をすべて外して乾電池をセット

容器にスパイスを入れていきます。アーモンドやピーナッツなどの皮の多いものや胡麻、その他水分や油分が多い食材は、目詰まりすることがあるそうで、結晶塩やスパイス専用とのこと。筆者はブラックペッパーホールと結晶塩を入れて使っています。

モーターユニットを上に引き抜くように外し、見えた隙間からスパイスを投入。結構狭めなので、お皿やチラシを下に敷いておくのがオススメです。説明書に、入れすぎると回転軸が回りにくくなることがあるため、入れる量は容器の2/3程度を目安にと書かれているので、欲張りすぎずに入れていきます。

モーターユニットを外して容器にスパイスを入れていきます
狭いすき間からスパイスを投入
お皿などを敷いて作業をすると安心です。こんな感じで少しこぼれました
容器の2/3程度入れます

モーターユニットをはめ直して、準備OK! あらゆる調理に使っていきます。

これで準備OK

スイッチを押している間だけスパイスが出る仕様です。使い出したらもう、「自分が凄腕の料理人なんじゃないか?」と錯覚するくらいに、気持ちよく料理ができます。右手で調理器具を動かしながら、左手で胡椒を振りかけ、ある時には左右それぞれで塩・胡椒の電動ミルを持ち、同時に振りかける……。調理中のテンションが上がる! イイ!!

あとはシンプルに便利ですよね。調味料入れの容器からスプーンなどですくったり、手動のミルを使うよりも動作が少なく、片手でサッと掴んでパッと使えて楽チンです。

片手でミルが使えるから、こうしてカメラで撮影なんかもできちゃう(助かります)

ライト付きで、手元が明るくなるため量の加減もしやすいのも嬉しいポイント。底部のつまみを回すと粗挽き、細挽きの調整もできます。

ライト付き!
手元が暗い時でも、ライトで照らされて便利
左が細挽き、右が粗挽き

結果オーライで、我が家のキッチンで大活躍のスリコ電動ミル。1本1,000円以下と破格の安さで手に入るし、機能面も充実しているので、電動ミルをまだお持ちでない人にはもちろん、電動ミルが欲しいけどどれを買ったら良いか悩んでまだ手にしたことがない人、筆者のように公式通販サイトから購入しようとして「あと〇〇円で送料無料」の状況になった人にもオススメです。

ちなみに筆者が持っているのは旧カラーで、現行品はもう少しクリームっぽいカラーなので、ご注意いただければと思います。カラーが違うだけで、仕様などは今回紹介したものと同じです。

現行品のカラー。筆者が持っているものよりクリームっぽい色です
松川 叶実